科学者対モンスターのターン制アクション『リサーチアンドデストロイ』正式発表、PC/コンソールにて発売へ。Steamでは体験版配信中


スパイク・チュンソフトは6月17日、東京に拠点を置くデベロッパーImplausible Industriesが手がけるターン制アクションゲーム『リサーチアンドデストロイ』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S Xbox Oneで、発売時期は未定。Steamにおいては、本日6月17日から体験版を配信している。

本作は、人類が滅亡した世界を舞台に科学者たちとモンスターの戦いを描く、カートゥーン調グラフィックのターン制アクションゲームだ。ソロプレイのほか、ローカルでの画面分割およびオンラインでの2人協力プレイに対応。プレイヤーは3人の優秀な科学者を操作して、人類を壊滅させ大陸全土を支配する超自然的モンスターの手から、平和を取り戻すことを目指す。

『リサーチアンドデストロイ』では、プレイヤーが操作する3人の科学者と、敵のモンスターが交互に行動するターン制アクションと、リアルタイムアクションを組み合わせたスタイルを採用。3人の科学者それぞれには、毎ターン8秒間の行動時間が与えられ、移動や攻撃をおこなっているあいだだけ時間が消費される。あらかじめアクションを設定するのではなく、科学者をリアルタイムに操作して、移動や攻撃をおこなうかたちだ。

プレイヤーのターン時にはモンスターは動かないため、一般的なTPSアクションのような正確性や反応速度は求められない。あくまで、どのポジションへ移動しどのようなアクションをおこなうのかといった、戦略性が重視されるゲームプレイとなる。また、持ち時間が残っていれば、1ターン中に何度でも行動が可能だ。そして、持ち時間がゼロになればプレイヤーのターンが終了し、モンスター側のターンへと交代する。ターン終了時には、敵の攻撃に備えた位置取りが重要になるだろう。


本作では、モンスターの支配下にあるワールドマップのエリアにて戦い、撃退してはエリアを解放していく。そして、解放したエリアには大学を建てることで、モンスターの実態に関する研究や、新たな武器・ガジェットを開発可能だ。レーザーや爆発物、あるいは重力を使ったものなど、科学の力を詰め込んだ武器を駆使することで、ゲームを有利に進めることができる。

また、ミイラや吸血鬼、狼男など、出現するモンスターはエリアごとに異なる。事前に各エリアの調査をおこない、モンスターの特徴に合わせた装備を選択して戦いに臨むのだ。本作では、そうした研究(リサーチ)および開発と、モンスターの撃破(デストロイ)を繰り返しながら、世界を取り戻していく。

2人協力プレイは、ローカルでの画面分割プレイもしくはオンラインに対応。各プレイヤーは、それぞれが育てた3人の科学者を持ち寄って、計6人の科学者にてモンスターの群れに挑む。両プレイヤーのキャラクターは同時に行動可能なため、ソロプレイでは難しい戦術など、マルチプレイならではの戦い方が可能になるという。また、科学者キャラクターは、見た目のカスタマイズにも対応する。


現在Steamにて配信されている体験版では、ゾンビが現れる城のステージにて、チュートリアルとミッション1つをプレイ可能。ローカル・オンラインでの協力プレイも楽しめるため、興味のある方は試してみてはいかがだろうか。なお、体験版のセーブデータは製品版には引き継がれない。

『リサーチアンドデストロイ』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S Xbox One向けに発売予定。発売時期および価格は未定である。近日中には、PC版でのクローズドベータテストの実施が予定されているとのことだ。