任天堂は6月16日、「Nintendo Direct | E3 2021」を放送した。Nintendo Directは海外向けにも別途放送されており、いくつかラインナップが異なる場合がある。今回もそうしたタイトルがあり、そのひとつとして任天堂の『Advance Wars 1+2: Re-Boot Camp』が海外Nintendo Switch向けに発表された。
『Advance Wars 1+2: Re-Boot Camp』は、ゲームボーイアドバンス向けに発売された戦略シミュレーションゲーム『ゲームボーイウォーズアドバンス1+2』のリメイク版だ。『ファミコンウォーズ』の流れを汲む作品であり、当時海外で先行リリースされたシリーズ1作目と2作目が、日本ではセットにして2004年に発売された。
今回海外発表された『Advance Wars 1+2: Re-Boot Camp』は、両作をNintendo Switch向けにいちから再構築し、それぞれのキャンペーンモードと対戦モードを収録しているという。マルチプレイは最大4人に対応。プレイヤーはレッドスター軍やブルームーン軍などのショーグンとなり、戦場にて陸海空のユニットを指揮。キャンペーンモードでは、戦略を練りながらさまざまなミッションをクリアしていく。各ショーグンには、ショーグンブレイクと呼ばれる特殊能力があり、戦略的に使用して戦況を有利に展開させるのだ。
本作は、日本向けの「Nintendo Direct | E3 2021」では披露されておらず、現時点では日本でも発売されるのかどうかは不明。任天堂タイトルは、多くの場合海外版でも日本語に対応しているが、米国公式サイトによると、本作は(少なくとも海外版は)日本語には対応しないとされている。本作の国内展開は不透明だが、いずれ正式発表があるものと期待したい。
『Advance Wars 1+2: Re-Boot Camp』は、Nintendo Switch向けに、海外では12月3日に発売予定だ。