『ファイナルファンタジー』新作『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』発表。Team Ninjaと共同開発するアクションRPG


スクウェア・エニックスは6月14日、『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』を発表した。本作は『ファイナルファンタジー』シリーズの世界観をベースとした、アクションRPG。開発はコーエーテクモゲームスの内部スタジオTeam Ninjaが手がける。対応プラットフォームはPS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/PCで、2022年のリリースが予定されている。


『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』は、『ファイナルファンタジー』(以下、FF)シリーズの世界観をベースとした、本格アクションRPG。ダークファンタジーの世界を舞台に、プレイヤーは主人公ジャックを操作。アッシュとジェドと呼ばれる2人の仲間とともに、カオスなる存在の討伐を目指す。その中では、「光の戦士」にまつわる物語が展開されるようだ。

バトルについて、本作では2つのジョブを切り替えながら戦うことができる。ジョブによって装備可能な武器は異なるようで、攻撃スタイルも変化するという。今回発表されたトレイラー内では、大剣やスピアを駆使した戦闘を確認できる。また防具を変更した際は、それにあわせてキャラクターの見た目も変化するようだ。そのほか、強力な呪文も存在するとのこと。


道中では、『FF』シリーズを代表する敵たちが主人公の行く手を阻むという。ボス級のモンスターも存在するようで、トレイラー内では鎧をまとったグリフィンや獰猛なウルフなどが登場。こうした敵たちには「ブレイクゲージ」が設定されており、これを削り切ることで「ソウルバースト」を発動できる。発動すると敵が結晶化。そして砕け散ると同時に、主人公のMPが回復するという。またMPを消費することで、ジャック自身を一時的に強化できるようだ。


本作は、『NINJA GAIDEN』シリーズや『仁王』シリーズなどの開発で知られるTeam Ninjaと、『ファイナルファンタジーX』などのシナリオ制作に携わった野島一成氏および、『ファイナルファンタジーVII リメイク』でディレクターを務めた野村哲也氏がタッグを組んで制作。本作は『FF』シリーズの新たな方向性を示す作品となるようだ。まだ謎に包まれた部分が多い本作であるが、『FF』シリーズとの物語のつながりや、さらなるアクションの詳細が気になるところだ。

STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』は、PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC向けに2022年リリース予定。なお、今回の発表にあわせては、PS5限定で体験版が配信されている。気になる方はダウンロードして、実際にプレイしてみよう。