マリオとラビッツの戦略ゲーム続編『Mario + Rabbids Sparks of Hope Lands』Nintendo Switch向けに発表。宇宙を飛び回り悪に立ち向かう

 

Ubisoftは6月13日、『Mario + Rabbids Sparks of Hope Lands』を海外向けに発表した。対応プラットフォームはNintendo Switchで、2022年発売予定。本作は、2018年に発売されたシミュレーション・アドベンチャーゲーム『マリオ+ラビッツ キングダムバトル』の続編だ。前作は任天堂より国内発売されていた。

前作『マリオ+ラビッツ キングダムバトル』は、任天堂のマリオとUbisoftのラビッツという、人気キャラクター同士のクロスオーバー作品として誕生しファンを驚かせた。同作では、マリオやルイージ、ピーチ、ヨッシーらに加え、ラビッツマリオやラビッツピーチなど4人のラビッツたちがキノコ王国を冒険。探索をおこないながら、ターン制戦略ゲームスタイルにてバトルをおこなう作品だった。

今回発表された『Mario + Rabbids Sparks of Hope Lands』では、作品の世界を前作から大幅に拡大したという。強力な敵としてCursaと呼ばれるキャラクターが登場し、マリオたちはキノコ王国を飛び出して、宇宙船で惑星から惑星へと移動。ギャラクシー全体を悪から救うことを目指す。


新たなヒーローキャラクターとしては、「ラビッツロゼッタ」が追加される。『スーパーマリオギャラクシー』以降のマリオ作品でおなじみのロゼッタに扮したラビッツだ。新キャラクターはほかにも存在するようだが、詳細はまだ伏せられている。ヒーローキャラクターは全体では9体用意され、3人チームを編成してプレイする。

そして、ヒーローキャラクターとは別の新しい仲間として「Sparks」が登場。ラビッツとチコが融合して生まれた星型の生物で、その特徴と起源は、本作の物語の核心部分になるとのこと。

ゲームプレイ面については、前作のスタイルを踏襲しながら、新たなアクション要素を導入。戦略ゲームの限界をさらに押し拡げているという。また上述のSparksは数十種類存在し、探し出して救出することで仲間になる。そして、それぞれのSparksがもつパワーやアビリティを、バトルに活かすことができるそうだ。

本作では、すべてのプレイヤーが簡単にプレイでき、一方で上級者には挑戦しがいのあるゲームプレイを提供することを目指して開発しているとのこと。もちろんバトルだけでなく、探索パートも前作に引き続き用意。それぞれの惑星には個性的な住人が暮らしており、彼らと出会うことで、本作の物語にまつわる謎が明らかになっていくという。

『Mario + Rabbids Sparks of Hope Lands』は、Nintendo Switch向けに2022年発売予定。日本での展開については正式発表を待ちたい。