超自然アドベンチャー『Last Stop』7月22日発売へ。現代ロンドンで3人の物語が交差する、ありふれた日常と未知


Annapurna Interactiveは6月11日、SFアドベンチャー『Last Stop』の発売日が7月22日となることを発表した。対応プラットフォームはPS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo SwitchおよびPC(Steam)。Steamのストアページによれば、本作は日本語表示に対応している。Annapurna Interactiveは日本展開にも熱心メーカーなので、コンソール版の発売も期待できるかもしれない。 
 

 
『Last Stop(終点)』は、現代のロンドンを舞台にした三人称視点のシングルプレイ・アドベンチャーだ。「秘密の生活」「結ばれている絆」「いかにありふれた日常の中にマジックがあり得るか」といったトピックをテーマにしているという。主人公のひとりであるドナは、息苦しい家庭生活と過保護な姉に囲まれ、閉塞感を感じているボーッとした高校生。家を離れているときは、友達のベッキーとビベックと一緒に、ティーンエイジャーらしいスリルを求めている。しかし、あるときアマチュア探偵ごっこをしているうちに、思いがけず誘拐犯となり、望んでいた以上のものを得てしまうという。 

もうひとりの主人公ジョンは、過労ぎみな中年のシングルファザー。借金を抱え、我が子の唯一の親であるというプレッシャーに悩まされている。彼は日頃から、20代で独身の隣人ジャックを見ては、自由で気楽な生活を羨んでいた。ところがふたりは、あるとき復讐心に燃えるある人物の企みに巻き込まれてしまうという。トレイラーを見ると、どうやらジョンとジャックは身体が入れ替わってしまうようだ。呪われた遺物にまつわる、ジョンの奮闘が描かれるとのこと 。

さらにもうひとりの主人公ミーナは、野心的な専門家。仕事にスリルを見出している一方、家族と過ごす満足感を得ることにかけては苦労している。彼女は重要な昇進の機会をかけて新進気鋭の同僚と争うことになる。しかし、時を同じくして彼女の職場の地下では、古代にまつわる何かがうごめき始めていた。映像では、防護服を着こんだミーナが緑の光を放つ巨大な地下空間へ放り込まれる姿が見られる。 
 

 

 
本作を開発するのは、Jonathan Burroughs氏・Terry Kenny氏・Lyndon Holland氏によるスタジオVariable State。同スタジオは、デビュー作『Virginia』にて複数アワードを受賞。サイレント映画のような手法と表現力で注目を浴びた。本作『Last Stop』では打って変わって会話劇を交えてのドラマが展開する。Variable Stateの新たなストーリーテリングでどのような物語が描かれるか注目だ。 

『Last Stop』は7月22日、PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo SwitchおよびPC(Steam)向けに配信予定。Steamのストアページによれば本作は日本語表示に対応しているようだ。