オープンワールドサバイバル『Valheim』開発が遅れロードマップ変更。大型アプデの実装プラン変わる

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Iron Game Studioは6月10日、『Valheim』のロードマップを変更すると発表した。ロードマップに記載されていた一部コンテンツの開発を、一時的に停止するという。大型アップデート第1弾「炉床と家」は、2021年Q3(7月~9月)に配信される予定だ。また、「炉床と家」の一部コンテンツ内容も公開された。

Iron Game Studioは2月4日に『Valheim』の早期アクセス配信を開始した際、2021年内に4つの大型アップデートの実施を予定していることを明かしていた。第1弾「炉床と家」、第2弾は「カルト・オブ・ザ・ウルフ」、第3弾は「船と海」、第4弾は「新たなバイオーム:ミストランド」であった。しかし同スタジオは6月10日、年内に4つのアップデートすべてを配信することはできないと発表。当初予定されていた第2弾、第3弾の開発は一時的に停止して、「炉床と家」実装後は、第4弾とされていたミストランドの大型アップデートに取り組むようだ。

ロードマップ変更に踏み切った理由として、Iron Game Studioは、これほど多くのプレイヤーの流入の準備をできていなかったこと、またそれにより早急に修正する必要のある大量の問題やバグが浮き彫りになったことをあげている。現在のゲーム体験をできるだけ安定させることを優先し、新しいコンテンツ開発は後回しになってしまったという。そうした影響により、今年の5月になるまで「炉床と家」の開発にすべてのリソースを集中できなかったようである。

『Valheim』が多くのプレイヤーに支持された理由のひとつは、細部へのこだわりであると、開発陣は考えているという。開発陣は自信がもてないコンテンツ、プレイヤーの時間を割くには値しないと思われるコンテンツをローンチしたくないと言及。そうした考えのもと、ロードマップを縮小して、「炉床と家」の次はすぐに大型アップデートであるミストランドに取り組む予定だという。比較的小さなアップデートは、ひとまず置いておくことにしたとのこと。

Steamのニュースでは「炉床と家」の開発中のコンテンツも紹介されている。ただし最終的なバージョンではないため注意が必要だ。「炉床と家」という名前から想像されるように、ハウジングに特化したアップデートになるようだ。新しい建築ピースとして木製の屋根の建築ピース「Darkwood roofs」と、窓を追加する建築ピース「window hatches」が登場する。


クッキングステーションの拡張として、スパイスラックや肉切りテーブル、鍋やフライパンが登場する。さらにヘルスとスタミナ増強の重要性を高める新たなフードシステムも実装される。プレイスタイルに応じた食べ物の選択肢を、より面白いものにするという。さらにヘルスとスタミナは戦闘中の体幹にも影響するようになるようだ。


ヘルスとスタミナのシステムの変更とクッキングステーションの拡張と同時に、新たな食べ物も追加される。少し恐ろしげな名前のアイスクリーム(Eyescream)やスムージー(Shocklate smoothie)、オオカミの肉など10種類以上のレシピが登場するようだ。玉ねぎも畑で栽培できるようになる。


Embracer Groupの決算報告によると、『Valheim』は2021年5月時点で、680万本を売り上げているという。大ヒットタイトルといっても差し支えないだろう。開発者の予想を上回る人気とそれにともなう対応で、大型アップデートに手が回らなかったのかもしれない。ロードマップには変更が入ったものの、長期的なコンテンツ運営を視野に入れているからこそ、決断できたのだろう。大型アップデート第1弾「炉床と家」は2021年Q3(7月から9月の間)に配信予定。『Valheim』は、PC(Steam)向けに2050円にて早期アクセス配信中だ。

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