Battlestate Gamesは『Escape from Tarkov』の新マップStreets of Tarkovの第3弾ティザー「Battle for Concordia」を公開した。Streets of Tarkovは本作で最大のマップとなる見込みで、40人以上がマッチに参加できる。パッチ0.13での配信が予定されている。
『Escape from Tarkov』はロシアのBattlestate Gamesが開発する、ハードコアサバイバルFPSだ。プレイヤーは一人または複数人でマッチに参加し、マップからの脱出を目指す。マップは時間経過で昼と夜が入れ替わり、さらに天候変化といった要素も実装されている。刻一刻と変化する状況でほかのプレイヤーと戦い、そして脱出する必要がある。死亡すると、その場に装備品をドロップ。さらにほかのプレイヤーに装備を持ち去られると、装備をロストするハードコアなゲームルールも特徴だ。
新マップStreets of Tarkovは『Escape from Tarkov』の最大かつもっとも作りこまれたマップになる予定。マッチに参加できるプレイヤーは、最大40人を予定している。複数のマップボスが登場することも発表済みだ。ティザー映像では廃墟となったマーケットやオフィス、住宅街が映し出される。各内装はこれまでのマップに劣らない作りこみとなっているようだ。
公開されたティザー映像には、この地区の説明も添えられている。Concordiaは、2つの建物からなるビジネスクラスの集合住宅だ。施設には149台の駐車スペースをもつ巨大な地下駐車場が存在。さらにゲームやスポーツ用のレクリエーション施設、中庭といったロケーションがあるようだ。地上や屋内だけでなく、地下でも激しい戦闘が展開されることだろう。
またティザーで目を引くのは、破壊表現が実装されていることだ。『Escape from Tarkov』では、マップオブジェクトの破壊はこれまでなかった要素だ。グレネードの爆発でデスク上のオブジェクトが飛び散る表現が確認できる。さらに爆発物で壁に穴を開けて、通路として使用できるようだ。一部の壁はもろくなっていて、破壊可能になっているのだろう。また映像の最後には装甲車に乗った一団が登場。本作では珍しい動く車両に乗っているのは、Scavボスの集団かもしれない。
Streets of Tarkovは現在開発が進められている段階。実装時期はパッチ0.13となっており、年内の実装が予定されている。現在ベータテスト中の『Escape from Tarkov』は、公式サイトにて配信中だ。