SF中世アクションRPG『The Last Oricru』発表。物語の展開は、激しい内戦を戦うプレイヤーの選択により大きく変わる

 

パブリッシャーのKoch Mediaは6月11日、Goldknightsが手がけるアクションRPG『The Last Oricru』を発表した。対応プラットフォームはPC/PlayStation 5/Xbox Series X|Sで、2022年発売予定。Koch Mediaが新たに設立したレーベルPrime Matterからリリースする。
 

 
『The Last Oricru』は、中世ヨーロッパをモチーフにしながらSF要素も導入するアクションRPGだ。ソロプレイ、あるいは分割画面でのローカル2人協力プレイに対応する。舞台となるのは、地球から遠く離れた銀河系に位置するWardeniaという惑星。主人公は、この惑星にわずかしか存在しない人類のひとりだ。本作には人類のほかに、動物をモチーフにしたと思しき二足歩行のキャラクターなどさまざまな種族が登場。プレイヤーは、複数ある勢力のあいだで勃発した内戦の中に身を置く。

本作のバトルは、プレイヤーのスキルに依存する歯ごたえあるものになるという。多数のキャラクターが入り乱れて戦い、プレイヤーには味方勢力のキャラクターが加勢してくれる。ただ、その勢力との関係性次第という側面もあるそうだ。武器は、片手持ちあるいは両手持ちの剣やメイスなどの近接武器が用意され、防具や盾も装備可能。鍛冶屋では、そうした装備品の売買やアップグレードをおこなえる。

倒した敵からは、エッセンスと呼ばれるアイテムを獲得できる。これを消費して、6項目あるスキルをアップグレードすることでキャラクターを強化可能だ。スキルツリーのような複雑なシステムは存在せず、シンプルで効果が分かりやすいシステムを採用したとのこと。
 

 

 
本作では、プレイヤーの選択によって物語が変化していくダイナミックなシステムを採用し、エンディングも複数存在するとのこと。たとえば、あるキャラクターを生かすのか殺すのか、ある勢力について裏切るのか忠誠を示すのか、あるいは会話の中で嘘をつくかどうかも、選択肢によって可能。そうした選択のひとつひとつによって、その後の展開は大きく変わっていく。また、各勢力との信頼関係のバランスに影響を与えることもあるようだ。

『The Last Oricru』は、PC/PS5/Xbox Series X|Sで、2022年発売予定。なお販売元Koch Mediaは、6月12日4時からオンラインイベント「Koch Primetime Gaming Stream」を開催予定。ここで本作のさらなる詳細が披露されるかもしれない。