ポストサイバーパンクFPS『FINAL FORM』発表。サイバーパンクACT『RUINER』の開発元が手がける


パブリッシャーのKoch Mediaは6月11日、Reikon Gamesが手がけるFPS『FINAL FORM』を発表した。対応プラットフォームはPC/コンソールで、発売時期は未定。Koch Mediaが新たに設立したレーベルPrime Matterからリリースする。

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『FINAL FORM』は、ポストサイバーパンクの世界観を採用するSF FPSだ。ソロプレイ、あるいは最大3人での協力プレイに対応する。主人公は、人型ロボットであるサイバーヴァルキリー。本作の世界では疫病が蔓延しており、ヴァルキリーは創造主ともいうべき最後の存在を守り、人類滅亡を阻止するため、正体不明の軍隊に立ち向かうことになる。

今回公開されたティザートレイラーによると、本作はとある施設内の部屋をステージとし、敵を殲滅しては次の部屋へと進んでいくスタイルになる模様。ステージは、遮蔽物や高低差が存在する小規模なアリーナとなっており、兵士や飛行ドローンがプレイヤーを襲う。これに対し、手にする銃やグレネードなどの武器で応戦するのだ。ステージ内を縦横無尽に駆け回る、スピード感ある戦いが繰り広げられる。

ヴァルキリーの見た目やスキルはフルカスタマイズ可能だという。詳細は不明だが、画面下には手のアイコンが表示されており、何らかの特殊能力をスキルとして発動できるのかもしれない。また、球体ロボットのような姿でステージを高速で移動する姿も見られる。これもスキルのひとつなのだろうか。


本作の開発元Reikon Gamesは、アクションシューティングゲーム『RUINER』を手がけたことで知られるデベロッパーだ。『RUINER』は見下ろし型視点を採用し、歯ごたえあるアクションと、濃密なサイバーパンクの世界を表現して高い評価を得た。同スタジオは新作『FINAL FORM』について、人類やその文明の未来など、未知への探求をおこなうなかで生まれ、長い時間をかけて開発を進めてきたという。なお、本作のゲームタイトルはWorking Title(仮題)とされているため、今後変更される可能性がある。

『FINAL FORM』は、PC/コンソール向けに発売予定。発売時期や、コンソール版の具体的な対応プラットフォームは未定だ。なお販売元Koch Mediaは、6月12日4時からオンラインイベント「Koch Primetime Gaming Stream」を開催予定。イベントでは、開発元Reikon Gamesのスタッフを招いて本作を紹介するとのこと。