ほのぼの生活RPG『Spirit Of The Island』発表。南国の島で生活し冒険しながら、観光地の建設・運営をおこなう


パブリッシャーのMETA Publishingは6月1日、1M Bits Hordeが手がける生活RPG『Spirit Of The Island』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2021年第4四半期に早期アクセス配信予定。


『Spirit Of The Island』は、とある南国の島を舞台にする生活RPGだ。ソロ、あるいはオンラインでの2人協力プレイに対応する。舞台となる島は、かつては観光名所として栄えていたというが、いまは閑散としている。プレイヤーは島を探索するなかで住民たちと出会い、ふたたび活気を取り戻すためのお手伝いをおこなう。

本作では、レシピをアンロックすることであらゆるオブジェクトを作成・配置可能。たとえば牧場を建設して動物を飼ったり、農場で作物を育てたり、養蜂を営んだりといった生活に絡んだものから、ショップやアトラクション、ビーチリゾートを建設することもできる。レシピは数百種類に及ぶという。本作にはクエストが用意されているとのことで、そのクリア報酬としてレシピが用意されているのかもしれない。

建設によって観光スポットを用意することで、島には世界中から観光客が毎日訪れるように。スタッフを雇って運営をおこない、またパーティーを企画するなどして、観光客を満足させるのだ。そうして得た収益は、さらなる建設に費やすことができる。


本作ではこうした建設・経営要素に加えて、島内を冒険する要素も用意されている。探索を通じては、ユニークな動物や植物、あるいはアーティファクトを発見できる。一方で、凶暴な野生生物や古代生物、また海賊に出会うこともあり、剣や斧などの武器を駆使して戦うのだ。戦いに勝利することで、豪華な戦利品を獲得できるとのこと。

また、さまざま用意されたチャレンジをこなすなかでは、島の伝統や歴史、あるいは秘密が明らかになり、さらに主人公にまつわる物語も展開。主人公の記憶の中に閉じ込められた過去を再発見することも、本作の目的のひとつになるという。


『Spirit Of The Island』は、PC(Steam)向けに、2021年第4四半期に早期アクセス配信予定。早期アクセス開始時点ではシングルプレイのみに対応し、開発を進めるなかで、マルチプレイや新たなクエスト・メカニクス、またストーリーや島、NPC、イベントなどのコンテンツを追加していくそうだ。Steamのストアページによると、日本語表示への対応も計画している模様である。

なお、本作はKickstarterでのクラウドファンディングを近日実施予定。初期目標金額を上回る出資を得た場合は、コンソール版の開発とクロスプレイ対応をおこなうとのことだ。