アドベンチャーゲーム『OU』Steam/Nintendo Switch向けに2021年内配信へ。記憶を失くした少年が、不思議な手描き世界を旅する

株式会社ジー・モードは6月5日、『OU』を2021年内に配信すると発表した。『OU』は、「モモ」などで知られる作家ミヒャエル・エンデの作品のように、現実との接点をもちながら、アドベンチャーゲームの形をした“何か”を体験できる作品だという。

株式会社ジー・モードは6月5日、『OU』を2021年内に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch。

本作は、『セパスチャンネル』や『ちゅら島暮らし』を手がけた幸田御魚氏が企画・シナリオ・デザインを担当し、『アンリアルライフ』などで知られるroom6が開発を担当するアドベンチャーゲームだ。ジー・モードは販売に加え、本作のプロデュースをおこなう。
 


『OU』は、「モモ」などで知られる作家ミヒャエル・エンデの作品のように、現実との接点をもちながら、アドベンチャーゲームの形をした“何か”を体験できる作品だという。舞台となるのは、どこか遠い日々に見た、おぼろげな景色のような世界ウクロニア。主人公の少年「OU」は、記憶を失くした状態で干上がった河原で目覚める。そして、尻尾に火をつけたオポッサム「サリー」に誘われ、自身の物語を追う旅にでかけることとなる。

本作については、今年4月にプロジェクトを始動すると発表されていたが、今回本作のビジュアルが初公開された。ペンで描いたイラストをそのまま活かしたようなビジュアルスタイルとなっており、不思議な世界観の中にどこか温かみも感じられる。
 

 

 
OUはウクロニアを旅をするなかで、彼を追うサウダージゴーストや、OUと瓜二つのジェミニ、悲劇に誘う泣き女など、さまざまな存在に出会うという。公開されたスクリーンショットでは、ソンブレロをかぶった動物のミュージシャンも確認できる。そして本作では、“だれかのための物語”が展開していき、旅での出会いによって、物語とその結末は変化していくとのこと。

OU』は、PC(Steam)/Nintendo Switch向けに2021年内配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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