ファンタジーMMO RPG『Crowfall』7月6日発売へ。滅びゆく世界を移動しながら、王国を築き繁栄を目指す

ArtCraft Entertainmentは6月4日、MMO RPG『Crowfall』を7月6日に発売すると発表した。『Crowfall』は、ファンタジー世界を舞台にするMMO RPGだ。

デベロッパーのArtCraft Entertainmentは6月4日、MMO RPG『Crowfall』を7月6日に発売すると発表した。

『Crowfall』は、ファンタジー世界を舞台にするMMO RPGだ。王の地位をめぐって戦う大規模PvPを楽しめる作品であり、ほかにも多様な要素を用意するという。プレイヤーは、神に仕えるイモータル。人間やハーフエルフ、ハーフジャイアント、ケンタウロスなど12種類の種族と、騎士やアサシン、レンジャー、聖職者など11種類のクラスを組み合わせるかたちでプレイヤーキャラクターを作成する。種族によって選択できるクラスが異なる。

本作にてプレイヤーは、ほかのプレイヤーとギルドや派閥を構成して領土を獲得。そして、その土地から鉱石や木材などの資源を得て、拠点となる城や要塞、その他各種施設を築き、独自の経済を発展させていくのだ。この過程では、資源の運搬ルートや交易ルートの構築などをおこなう必要があり、各プレイヤーがそれぞれの役割を担うこととなるだろう。戦士を育ててほかの勢力の領土に攻め入ったり、資源を運ぶキャラバンを襲うことも可能である。

また、本作の世界にはさまざまな秘密が隠されており、NPCも存在。古代のモンスターを狩って貴重な資源を獲得したり、魔法生物が暮らすエリアを襲い、彼らの能力を習得したりできるという。世界の探索もゲームプレイのひとつとなる。


本作ではサーバーのことをCampaignと呼んでおり、各Campaignには空に浮かぶ約5km四方の島が用意される。そして、それぞれのCampaignはまったく異なる環境として表現され、プレイヤーは島々を自由に移動してプレイできることが特徴のひとつだ。環境が異なるだけではなく、独自の世界観が設定されている場合もある。たとえば、あるCampaignでは100対100の攻城戦に特化していたり、3つの勢力に限定したバトル専用の世界であったり。あるいは12組の5人チームで戦うアリーナのようなCampaignも存在するとのこと。

また、いわゆるキャンペーンモードのように、Campaignには始まりと終わりがあることも特徴として挙げられる。それぞれの世界はいずれ滅びる運命にあり、The Hungerと呼ばれる世界を侵食する終末が訪れると、プレイヤーは新たな世界を求めて別のCampaignへと移動することになるそうだ。

本作にはCampaignとは別に、Eternal Kingdomと呼ばれる滅びることのない世界も用意され、各プレイヤーごとに提供される。プレイヤーはEternal Kingdomの君主であり、小さな教会から始めて、自分好みの王国を築くことが可能。ほかのプレイヤーを招くこともできる。ただ、Eternal Kingdom内で獲得できる資源は低ランクかつ量も少ない。一方Campaignでは、より価値のある資源の入手機会が多い。Eternal Kingdomを効率よく発展させるためには、Campaignに赴いて活躍し、あるいは交易に勤しむこととなるだろう。

『Crowfall』は、昨年11月からベータテストを実施中。公式サイトにて「Patron Backer Pack」(49.99ドル・約5500円)などを購入することで参加できる。製品版は、7月6日に発売予定だ。ゲームの詳細は公式サイトを確認してほしい。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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