『マインクラフト』大型アップデート「Caves & Cliffs」第1弾は現地時間6月8日配信へ。ヤギにどつかれ、アメジストでお宝ザクザク

 

Mojangは5月31日、『マインクラフト』大型アップデート「Caves & Cliffs」第1弾を現地時間で6月8日に配信すると発表した。対応バージョンはPC/Mac/LinuxのJava版および、PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch/iOS/Android/Windows 10のBedrock版。

「Caves & Cliffs」では、新バイオームに合わせた新しいMob3種類の登場が予告されている。山岳地帯には、高いジャンプ力をもつ「ヤギ」が出現。山岳の高所には、新ブロックとなる「粉雪」が出現する。粉雪にハマるとダメージを受けるが、ヤギが通る箇所をなぞるように動けば安全に回避することが可能だという。ただし、ヤギはしばしば、プレイヤーに「頭突き」をしてくる習性がある。おとなしそうな見た目だからといって、油断して近づきすぎないように気を付けよう。

また地下の水源に生息するMobとして、新たに「ヒカリイカ」と「ウーパールーパー」が追加となる。このうちヒカリイカは、もともと『Minecraft Earth』にのみ先行して出現していた生物。水中を泳いでいると、発光エフェクトを放ちながら現れる。一方ウーパールーパーは、敵対Mobと戦ってくれるキュートで頼もしい存在。ときに“死んだふり”を駆使して相手の目をごまかし、だまし討ちをしかけるといった知性も見せるしたたかさだ。
 

 
本アップデートでは、複数の新ブロックも追加される。たとえばアメジストは、紫色の美しいブロック。すべてのアメジスト系ブロックは、上を歩いたり、壊したり、設置したりといったインタラクトをすると美しい音を奏でるのも特徴だ。アメジストのクラスター(結晶)は空気または水ブロックに接したアメジスト母岩ブロックから成長する。生まれたてのアメジスト結晶は4段階に分かれて成長していき、成長しきったアメジストのクラスターを鉄以上のツルハシで破壊すると、4つのアメジストの破片をドロップする(幸運のエンチャントがあればより多く)。 一部のブロックは通常では希少価値が高くお目にかかりにくいものの、クリエイティブモードを使えば簡単に実物を目にすることが可能だ。
 

 
またアップデートのなかでも注目度が高いのは、鉄や金に並ぶ新たな鉱物「銅」の登場だ。銅ブロックは銅鉱石を延べ棒に精製し、そこからさらにクラフトできるブロックだ。現実と同じ赤茶色の建材として用いることができるが、独自の特徴として、銅は「酸化する」という性質がある。銅ブロックは時間経過とともに徐々に変色。茶色からだんだん青緑色へとカラーチェンジしていくのだ。変色を避ける方法として、ミツバチの巣や養蜂箱から入手可能なハニカムを用いることでワックスがけができるようになる。

『マインクラフト』大型アップデート「Caves & Cliffs」第1弾は現地時間で6月8日配信予定。対応バージョンはPC/Mac/LinuxのJava版および、PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch/iOS/Android/Windows 10のBedrock版となる。またアップデート第2弾については年末の配信を予定しているとのことだ。