格闘ゲーム『Virtua Fighter 5 Ultimate Showdown』海外PS4向けに発表。龍が如くスタジオが開発に参加し、グラフィックもパワーアップ


セガは5月25日、3D格闘ゲーム『Virtua Fighter 5 Ultimate Showdown』を、海外メディアIGNを通じて発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4で、6月1日配信予定。

本作は、対戦格闘ゲーム『バーチャファイター』シリーズの最新作だ。同シリーズは、世界初の3D格闘ゲームとして1993年に誕生し大きな人気を獲得。2010年にアーケードで稼働し、2012年にはPS3/Xbox 360版も発売された『バーチャファイター5 ファイナルショーダウン』までリリースを重ね、この間には新たなキャラクターが登場し、ゲームシステムの調整もおこなわれてきた。その後は新作が途絶えていたが、セガのAM2研と龍が如くスタジオの“オールスターチーム”の手により久しぶりに復活する。

*海外メディアIGNを通じて公開された発表トレイラー


今回発表された『Virtua Fighter 5 Ultimate Showdown』は、『バーチャファイター5 ファイナルショーダウン』をベースにした作品で、基本的なゲームプレイは変わらないとのこと。キャラクターも、結城晶やパイ・チェン、ジャッキー・ブライアント、サラ・ブライアント、日守剛、梅小路葵など、同じ19体が登場する。一方で、グラフィックはいちから作り直したそうで、キャラクターモデルやステージ、シネマティックスなどはHDで蘇る。開発には、龍が如くスタジオのドラゴンエンジンを使用しているという。また、オンライン対戦要素も充実化。最大16人のプライベートルームを作成し、リーグマッチやトーナメントのほか、新たなマッチタイプも用意されるとのこと。

『Virtua Fighter 5 Ultimate Showdown』は、海外PS4向けに6月1日配信予定。なおセガは、昨年予告していた「バーチャファイター×esportsプロジェクト」の正式発表放送を、5月27日20時からおこなう予定。おそらく、こちらで本作を日本向けに正式に披露することになりそうだ。