株式会社メビウスは5月25日、オリジナル本格RPG『スサノオ~日本神話RPG~』を7月22日発売すると発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch。価格は通常版が5478円で、設定資料集とサウンドトラックCDを同梱する特別版が8778円(いずれも税込)。
特別版は数量限定で販売され、専用のコレクターズボックスに収納。設定資料集は、漫画家の丈山雄為さんがデザインした本作のキャラクターや、設定資料が掲載されたビジュアルブックとなっている。
『スサノオ~日本神話RPG~』は、日本神話のキャラクターが活躍するRPGだ。アマテラスの弟である主人公スサノオは、傍若無人な振る舞いにより高天原(たかまがはら)を追放。その後、追放先の芦原中津国(あしはらなかつこく)にて、ヤマタノオロチを退治し、いけにえとなるところだった少女クシナダを助けるなど、英雄神としての片鱗を見せていた。そして彼は、クシナダを妻とし、統治した出雲国を大いに繁栄させたところで、役目を終え永き眠りにつくことに。それから100年の月日が過ぎ、スサノオを永き眠りから起こす使者が高天原からやってくる。
本作にてプレイヤーは、芦原中津国に存在するさまざまなダンジョンに潜る。ダンジョン内には魔物がいるほか、罠も配置。初めて訪れたダンジョンは、スサノオの周囲以外は闇に包まれているため、注意を払いながら進むことになるだろう。また、お宝を発見したり、仕掛けを発動させて先へと進む道を切り開く場面もある。ダンジョンは複数のマップが繋がって構成されているため、もし踏破できなくても、別のマップを探索することで新たな発見につながることがあるという。
魔物と遭遇すると戦闘に突入だ。戦闘システムはコマンドバトル制を採用し、スサノオと仲間たちが協力して戦う。魔物にはそれぞれ弱点となる属性や状態異常が存在し、これを見極めながら戦略をもって戦うことが勝利へのカギになるという。ダンジョンの奥では強大なボスも待ち受けている。
スサノオは高い攻撃力とHPを誇り、アタッカーとタンクを兼ねるキャラクター。最初から仲間にいるタクハタは、多くの攻撃術(魔法)を使いこなす。ほかにも、光の物理攻撃や攻撃術、回復術を持つクシナダや、搦め手に長けたトリッキーなアタッカーであるミカヅチ、敵および味方全体に効果を及ぼす多彩な踊りを使いこなすウズメ、闇の攻撃術や防御術など癖のある特技が特徴のツクヨミが登場する。
戦闘をこなしてレベルアップすると、神力ポイントを獲得。神力ポイントは、新たな術や技を習得するために必要になる。また、ダンジョン内で素材を入手すると、鍛冶にて武器を強化可能。このほか、重ねがけ可能な強化アイテムもさまざま登場するとのこと。そうしてスサノオたちを強化・育成しながら、ダンジョンの最深部を目指すのだ。
『スサノオ~日本神話RPG~』は、Nintendo Switch向けに7月22日発売予定だ。