Nintendo Switch/Lite用Bluetoothトランスミッター「オーディオトランスミッタープラス」6月3日に発売決定。PS5やPCでも利用可能


ゲーム周辺機器メーカーのコロンバスサークルは5月25日、Nintendo Switch/Nintendo Switch Lite向けBluetoothトランスミッター「オーディオトランスミッタープラス」を、6月3日に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、Amazonでは4345円で予約を受け付けている。


「オーディオトランスミッタープラス」は、Nintendo Switch/Liteに対応するBluetoothトランスミッター(送信機)だ。Nintendo Switch/Lite本体のUSB Type-C端子に装着することで、ゲームプレイなどの音声をBluetooth経由で、対応するワイヤレスイヤホン・ヘッドホン・スピーカーに無線接続できる。コロンバスサークルからは、「オーディオトランスミッター」という前機種がかつて販売されていたが、今回発売される“プラス版”では対応機器が増えたそうだ。

本製品は軽量コンパクトで、Nintendo Switch/Lite本体に装着した際にあまり出っ張らない薄型デザインであることが特徴。製造元Gulikitによると、サイズは48x14x5mmとのこと(厚みはUSB端子部分除く)。またスペーサーが用意されており、これを取り外せば、Nintendo Switch/Lite本体に保護カバーを取り付けたままでも利用可能だ。


対応コーデックはaptX・aptX LL・SBC(A2DP/AFH)で、Bluetooth 5.0以下対応のワイヤレスイヤホンなどのデバイスにて利用可能。ゲームプレイ用途となると、無線接続による遅延が気になるところだが、aptX LL(Low Latency)に対応するBluetoothデバイスと組み合わせれば、ほぼ遅延を体感することなくプレイに集中できるだろう。

電源は接続したNintendo Switch/Lite本体から供給されるため、充電などは不要。ドライバも必要ないため、すぐに使い始められる。Bluetoothデバイスとのペアリングは、まずデバイス側をペアリングモードにし、そして本体に接続したオーディオトランスミッタープラス側のペアリングボタンを長押しするだけ。同時に2台のデバイスと接続可能とのことで、2人対戦・協力プレイ時にも役立ちそうだ。


本製品はNintendo Switch/Lite用とされているが、PS5やPS4、PCでも利用可能だという。USB Type-A端子に変換する「USBアダプタ」が同梱されている。このUSBアダプタを利用すれば、Nintendo Switchのドックに本製品を接続し、ワイヤレスで音声を聴きながらTVモードでのゲームプレイも楽しめる。

オーディオトランスミッタープラス」は、6月3日に発売予定。Amazonなどの小売店にて購入できる。なお、本製品はTELEC認証は取得しているが、任天堂製品との適合性が確認された「任天堂ライセンス商品」ではない点には留意しておきたい。