オープンワールド推理ゲーム『パラダイスキラー』日本語版発表、SteamとNintendo Switchで発売へ。高自由度の高評価ADV

レオフルは5月25日、『パラダイスキラー』を国内発表した。本作は、海外ではFellow Travellerより発売されている『Paradise Killer』の日本語版だ。『パラダイスキラー』は、オープンワールド推理アドベンチャーゲームだ。

パブリッシャーのレオフルは5月25日、『パラダイスキラー』を国内発表した。本作は、海外ではFellow Travellerより発売されている『Paradise Killer』の日本語版だ。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch。価格はSteam版が2050円で、Nintendo Switch版は2500円。発売時期は2021年だ。


『パラダイスキラー』は、オープンワールド推理アドベンチャーゲームだ。舞台となるのは、熱帯の島・パラダイス島。ここには人間の精神を異星神に捧げる不老不死の信者たちが居住。人間たちを異次元空間内の人工島に連れ去り、奴隷として強制労働させた挙句、儀式の生贄として虐殺している。主人公はそんな信者の一人である、捜査オタクのレディ・ラブ・ダイだ。レディは亡命先からの依頼を受け、パラダイス島にて殺人事件の調査を進めていく。

本作では、オープンワールドの世界を探索。パラダイス島を一人称視点で自由に移動し、住民への事情聴取や犯行現場周辺の調査など、自らの足を使って情報を掴み、推理を進めていく。住民の動機やアリバイを探り、真実にたどり着いたと思ったら、いつでも裁判編に突入してよい。自分が思う真実に沿って犯人を選び、罰するのだ。推理における自由度が高く、遊び手によって証拠を集める順序や、論理を組み立てるまでの道筋が異なる。誰を告発するかも選ぶことができる。どのように推理するかは、プレイヤー次第だ。


本作の世界観は独特である。ヴェイパーウェイヴ特有の奇妙な日本観、シティ・ポップを意識したサウンドトラック、創造と破壊を繰り返す歪んだ楽園、階級格差、渦巻く陰謀、世界設定に組み込まれたコズミックホラー。さまざまな要素を盛り込んだ独自の世界観や、自由度が高くユニークなゲームシステムが高く評価されており、Steamでは1100件以上のレビューが寄せられ評価は「圧倒的に好評」となっている。そんな人気作が、レオフルによって日本語化されることとなった。

パラダイスキラー』日本語版は、PC(Steam)/Nintendo Switchにて2021年内に発売予定だ。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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