『The Last of Us Part II』にPS5最適化パッチ配信、60fpsでプレイ可能に。今後のさらなる最適化も示唆
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は5月20日、SIEワールドワイド・スタジオのNaughty Dogが手がけたサバイバルアクションゲーム『The Last of Us Part II』向けに、パッチ1.08を本日配信すると発表した。PS4向けタイトルである本作を、後方互換機能を用いて、PS5本体でのプレイに最適化する内容となる。
Naughty Dogによると、『The Last of Us Part II』のPS5への最適化は、コミュニティからのリクエストがもっとも多かった要素のひとつだったという。そのため開発チームは、昨年の本作のローンチからPS5のハードウェアおよびその可能性について調査を開始していたそうだ。
今回配信されるパッチを適用しPS5本体にてプレイすると、設定メニューに新たな項目が追加。目標フレームレートを30fpsか60fpsのどちらかを選択できるようになる。PS5のハードウェアパワーを活かした解像度の向上やロード時間の短縮なども実現しており、その上で好みのフレームレートを選んでほしいとのこと。本作はPS4上では最大30fpsで動作していたため、60fpsでの滑らかなゲームプレイを体験するもよし、オリジナルと同じ30fpsで本作を再訪するも良しである。なお今回のパッチは、PS5での本作のプレイにおける最初のステップであり、今後さらなる情報を届けるとのことだ。
*海外テックメディアDigital Foundryによる解析。パッチ適用後には60fpsで安定して動作し、特定の場面ではロード時間がPS4でのプレイ時から半減しているとのこと。
『The Last of Us Part II』は、PS4向けに販売中。後方互換機能により、PS5でもプレイ可能だ。