『Apex Legends』の「移動エモート」バグは修正されないかも。爆走しながら倒立腕立て伏せするバンガロール


Apex Legends』における奇妙なバグが発見され、開発者も容認しているようだ。今シーズン「英雄の軌跡」では、アリーナや新レジェンドといった目玉コンテンツ以外にも多数の要素が追加されている。そのうちのひとつが「エモート」機能だ。各レジェンドに固有のモーションが設定されており、ホイールから選択することで独自のパフォーマンスをしてくれる。そのバリエーションは、決めポーズをしてくれたり、楽器を演奏してくれたりと多種多彩。戦闘には直接関係ないものの、チャンピオン獲得時やフレンドと戯れるときなど、折に触れて愉快な場面を演出してくれる要素だ。 

ところが海外掲示板Redditのユーザーは、本機能についてとあるバグを発見してしまったようだ。同ユーザーは、友人と一緒に射撃訓練場でエモートを試していた。すると、何と「動きながらエモートを繰り出す」方法を発見してしまったのだという。いわく、前方にスプリントし、ジャンプしたのちスペースキーをホールドしてエモートを発動すると、そのまま前方へ移動したままエモートのモーションへ移行するのだという。同様の手順を実際のマッチで試してみると、はたして同じ挙動が確認できた。動画では、猛スピードで滑りながらバウンドするオクタンや、スライドしながら倒立腕立て伏せを披露するバンガロールの姿が確認できる。 
 

 
ユーザーは「Respawn、どうかこのバグを修正しないで」とコメント。今のところ、開発チームから同バグについて直接的な言及は見られない。それどころか、移動エモートバグを“容認”する姿勢が見られるようだ。『Apex Legends』公式Twitterアカウントはしばしば、Redditにおけるユーザー投稿のおもしろクリップをピックアップしてツイートする。そして5月11日の投稿では、上記と同様の「移動エモートバグ」を使用したと見られる動画を転載している。公式がSNSで堂々とバグの動画を取り上げているのだ。 
 

 
本件を受けて、Redditでは開発チームがバグを容認したのではないかとの説が浮上。一方で一部のユーザーからは、あくまでコミュニケーションチームが独断で取り上げたのであって、開発チームの意向として許容されたわけではないのではないかとの反論も出てきた。しかし、ここにきてRespawn Entertainmentスタッフから反応。「ソーシャルメディアを管理しているスタッフはデベロッパーと連携していないと思う」とするユーザーの投稿に対し、コミュニティ・コミュニケーションディレクターを務めるRyan K. Rigney氏が「(連携)しています」と短くコメントしている。 

『Apex Legends』Twitterチームによるバグの容認は、はたして開発チームによるバグの許容と同義なのか。真相については、今後のパッチにおける同バグの処遇を見守るよりほかなさそうだ。見た目にはシュールなおかしさもある不具合だけに、ちょっと笑える裏技としてゲーム内に残される可能性もなくはない。一方、同挙動は弾避けに応用できるとの説も出ており、開発チームでの精査が進めば削除されることもありそうだ。興味のあるユーザーは、今のうちに射撃訓練場で試してみるといいかもしれない。