田畑端氏手がける新作RPG『ザ ペガサス ドリーム ツアー』6月24日リリースへ。パラリンピック選手となるモバイル向けRPG
JP GAMESは5月17日、『The Pegasus Dream Tour(ザ ペガサス ドリーム ツアー)』を6月24日に配信すると発表した。対応プラットフォームはiOS/Androidで、基本プレイ無料タイトルとして配信予定。本日より事前登録の受付も開始されている。
『ザ ペガサス ドリーム ツアー』は、東京パラリンピックをテーマとしたRPGだ。舞台となるのは、オンライン仮想都市ペガサスシティ。プレイヤーは、心を持ったアバターMineとなり、パラアスリートとして高みを目指していく。
本作は、アバターRPGと称されている。プレイヤーは自身のアバターを作成。作成したアバターにてシティの中を⾃由に動き回ったり、競技に参加したりしながら、世界と関わっていく。ペガサスシティでは、ボッチャ、陸上競技、5人制サッカー、車いすバスケットボールといったパラスポーツを楽しむことが可能。オンラインパラスポーツ大会に参加できるほか、アバターとなったパラアスリートとも交流ができるという。
ゲーム内には、実在のアスリート9名がデフォルメされて登場。ボッチャの 廣瀬隆喜選手や車いすバスケットボールのパトリック・アンダーソン選手。槍投げのホリー・ロビンソン選手、ブラインドサッカーのシルビオ・ヴェロ選手、車いすテニスの田中愛美選手、バドミントンの小倉理恵選手、同じくバドミントンの小林幸平選手。陸上のチャイワット・ラタナ選手やスカウト・バセット選手も登場する。そのほか、ペガサスシティの市長代理として、ドラえもんも登場するそうだ。
アバター作成では、義手や義足、車椅子なども設定可能。本作で得られる利益の一部は、国際パラリンピック委員会が創設した、アギトス財団に寄付されるとのこと。実際のパラリンピック会場に行けない場合も、ペガサスシティに集ることで、世界を超えた仲間たちと一緒に 体感できる「新時代のパラリンピック」を提案したいそうだ。
JP GAMESは、スクウェア・エニックスに在籍し、ヒット作を手がけた田畑端氏が立ち上げたスタジオ。本作はもともとパラスポーツRPGとしてローンチ予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大やオリンピックの延期を受けて、アバターRPGへと変更したという。ゲーム内容の詳細や課金形態についてはまだ不明であるが、非常に大きなプロジェクトであることを感じさせる。ティザー動画も公開されているようなので、そちらもチェックしておこう。
『ザ ペガサス ドリーム ツアー』は、6月24日配信予定だ。