木村拓哉主演アクションゲーム『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』物語のあらすじなど続報公開


セガは5月14日、『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』の物語のあらすじなど、さらなる情報を公開した。本作は、『JUDGE EYES:死神の遺言』の続編となるリーガルサスペンスアクションゲームだ。主人公の探偵・八神隆之を木村拓哉さんがふたたび演じるほか、中尾彬さんや山本耕史さん、玉木宏さん、光石研さんといった実力派俳優陣も主要な登場人物として出演する。

先日開催された本作の制作発表イベントでは、以下のティザートレイラーが公開。冒頭の法廷シーンでは、現役警察官である江原明弘が犯した、電車内での痴漢事件についての有罪判決が読み上げられている。その最中に江原が、3日前に横浜で発見された遺体の身元について語ったことで、物語は大きく動き出す。

江原は、遺体の主である御子柴弘について、4年前に自身の息子を自殺に追いやった人物だと主張。このことから、江原は殺人事件への関与が疑われる。ただ今回発表された情報によると、御子柴の死亡推定時刻は、ちょうど江原が痴漢をはたらいていた時間帯だったという。つまり、江原は御子柴殺害を事前に知っていた犯行グループの一味、あるいは黒幕であることを露骨に匂わせながら、痴漢犯罪で有罪判決を受けることで、鉄壁のアリバイを得たかたちとなった。

江原の弁護を担当する源田法律事務所の城埼さおりは、彼に利用され、そしてただの痴漢事件として裁かれた裁判は、アリバイ目的の茶番だった可能性がある。彼女は、なにか重大な見落としをしていたのではないかと疑念を抱き、主人公の探偵・八神隆之に調査を依頼することとなる。


本作では、前作の舞台となった神室町に加えて、『龍が如く7 光と闇の行方』にも登場した横浜・伊勢佐木異人町がメインエリアとして収録。その中には、重要なロケーションのひとつとして高校が存在することが明らかになっている。八神は、高校でのいじめの調査のために横浜に滞在しており、その最中に城埼さおりから連絡を受けたのだ。横浜は広大なエリアとして表現されるそうで、戦ったり遊んだりしながら、御子柴殺害事件の真相を追う。

そして調査を進めるにつれ、江原の復讐劇の全貌が徐々に明らかに。しかし、事件は公安や検察、半グレ組織を引き寄せはじめ、ふたたび先の見えない展開になっていく。それぞれの思惑が絡み合うことで新たな犠牲者が生まれ、事件の真相を追い求める八神は、やがて「法か、正義か」の決断に迫られていくという。


LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』は、PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに、9月24日発売予定だ。