地獄ハーレム倉庫番『Helltaker(ヘルテイカー)』新チャプター追加アップデートが突如配信。あの子達とラボデート

ポーランドのクリエイターvanripperことŁukasz Piskorz氏は5月11日、『Helltaker』のアップデートを実施。配信1周年を迎えた同作に新たなコンテンツを追加する、サプライズアップデートである。

ポーランドのクリエイターvanripperことŁukasz Piskorz氏は5月11日、『Helltaker』のアップデートを実施。新たなチャプターを追加した。配信1周年を迎えた同作に新たなコンテンツを追加する、サプライズアップデートである。

https://twitter.com/vanripperart/status/1392123798875426826


『Helltaker』は、パズルアドベンチャーゲームだ。対応プラットフォームはPC(Steam)。完全無料タイトルである。プレイヤーはガタイのいい中年男性。彼はある日混沌とした夢の中で目を覚ます。その夢とはすなわち、地獄の悪魔の女の子たちでハーレムをつくるというもの。啓示を受けた彼は屈強な身体に白スーツをパリッと着込み、悪魔の女の子とイチャつくために、地獄へと降り立っていく。

本作のパズルシステムは『倉庫番』をベースとしたものとなっている。マップの最奥にはヒロインが待っており、そこにたどり着くには、決まったターン内でマップ内の障害物を排除していかなくてはならない。前方向にだけ押せるベーシックな岩石や、何度も蹴飛ばすことで粉砕することができるスケルトンなどを利用して、女の子までの道筋をつくり出そう。


巧みに設計された高難度なパズル要素のほか、本編に登場するキュートな悪魔の娘が親しまれており、日本では絶大な人気を誇るゲームだ。翻訳家の陽炎01型氏が日本語Modをリリースした影響でその名が知れ渡ったほか、同氏は本作のマンガについても日本語化し発信している。配信されてから1年が経った今もなお、コミュニティでは盛り上がりが見られる作品である。

今回のアップデートでは、『Helltaker』に新たなチャプターが追加された。「Examtaker」と呼ばれるボーナスチャプターが追加されており、チャプターセレクトから選択可能だ。主人公となるのはSubject 67。地獄を舞台とした本編とはうってかわり、実験室のような場所でゴールを目指す。パズルパートでは新たなギミックが取り入れられており、ふれると即死するビームを遮蔽物で防ぎながら進んでいくなど、難易度は本編以上に高い。こちらも本編同様、ステージスキップにより、会話パートのみを楽しむことも可能だ。悪魔の娘たちが、白衣に身にまとった姿を刮目するのだ。新キャラも登場するなど、ファンサービスもたっぷりである。


配信されたてホヤホヤということで、残念ながらまだ日本語には非対応。しかし陽炎01型氏は自身のTwitterアカウント上で、すでに日本語ファイルのテスト版ができていると報告。5月12日の17時に日本語ファイルは投稿されるそうだ。日本語でイチャつきたいユーザーもあと少しだけ、辛抱しておこう。


『Helltaker』は、Steamにて無料配信中。どうしてもお金を出したい人向けに、アートブックと、キャラたちが紹介するパンケーキレシピが収録されたDLCが1010円にて販売されている。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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