『CoD:Warzone』『CoD:MW』ゴースト役の海外版声優が交代へ。声優の女性蔑視発言を問題視

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パブリッシャーのActivisionが、現在販売・運営中の『Call of Duty: Modern Warfare』にてゴースト役を務めている、声優のJeff Leach氏と関係を絶ったことが明らかになった。同氏の女性差別的な言動が理由だという。海外メディアCharlie INTELなどが報じている。

Jeff Leach氏は声優・俳優であり、またFacebook Gamingやゲーム周辺機器メーカーなどとスポンサー契約し、ゲームの実況配信活動もおこなっている人物。『Call of Duty: Modern Warfare』『Call of Duty: Warzone』においては、シリーズの人気キャラクターであるゴーストがシーズン2から登場し、Leach氏がその声を担当している。今回Activisionとの契約解除のきっかけとなったのは、YouTuberのNitroLukeDX氏が5月8日に投稿した以下の告発動画とみられる。


映像では、まず2017年に開催された『H1Z1』のイベントでの、Jeff Leach氏の出演部分を紹介。このイベントには、女性TwitchストリーマーのZombiUnicorn氏も出演するはずだったが現れず、出演者らがそれについて語っている。その中でLeach氏は、「彼女は胸の谷間の力を借りずに皆を楽しませなければならなくなったから、怖気付いたのだろう。間違いない」とコメント。明らかな女性蔑視発言であり、たまらず司会者がLeach氏をたしなめている。

続いて映し出されるのは、Leach氏が個人的に実況配信をおこなっていた際の様子と思われる。『Call of Duty: Warzone』をプレイする同氏は暴言を連発。相手は若い女性配信者だそうで、前段に何があったのはか不明だが、女性蔑視的な言葉も使いながらその配信者を侮辱する発言をしている。時期については2020年12月とみられている。

Jeff Leach氏のこうしたハラスメント行為はかねてより問題視されていたようで、映像の後半では同氏の振る舞いについて、複数の女性配信者へのインタビューも収録。この映像にて、なぜActivisionやFacebookなどは、いまだにLeach氏との契約を続けているのかと糾弾しているわけだ。


そもそも2017年のイベントについても、ZombiUnicorn氏はLeach氏から女性差別を受けた経験があったため、同じ場には立ちたくないと出演を急遽キャンセルしたのだという。その後司会者からは、イベントでのLeach氏の発言について謝罪があり、出演者の選定基準を見直すと約束したとのこと。ZombiUnicorn氏は、当時にもLeach氏を起用すべきではないと関係各社に訴える動画を投稿していたが、今回あらためて、同氏のスポンサーに対し関係を見直すよう迫った。

これを受けてか、Activisionは海外メディアCharlie INTELに対して声明を発表。ゲーム業界や同社のゲーム、あるいはそのコミュニティにおいて、性差別をおこなう者の居場所はないとし、今後Jeff Leach氏と仕事をすることはないと宣言した。また、同氏の振る舞いについて強く非難し、同社はすべてのプレイヤーに楽しく安全な体験を届けることに努めるとコメントしている。


当のJeff Leach氏は、本件について直接的には反応していない。ただ、何者かから脅迫的なメッセージを受けていることを明かしている。また自身のファンからは、ZombiUnicorn氏もかつて他人を侮辱するような発言をしていたとするコメントが寄せられ、これに対してLeach氏は証拠映像らしきものを返信。Activisionの声明にあるように、ハラスメント行為をおこなう人物に対しては年々厳しい目が向けられる状況にあるが、Leach氏としてはZombiUnicorn氏から責められることについては、納得がいっていないようにも映る。

なお現時点では、Facebook GamingはLeach氏に対する態度を明らかにしていない。そしてLeach氏がボイスを担当していたゴーストの今後も不明。少なくとも、『Call of Duty: Modern Warfare』にてさらなるボイス収録が必要になったり、今後のシリーズ作にゴーストが登場する場合は、別の声優に交代することになりそうだ。

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