終末世界アクション『Mayhem in Single Valley』Steamにて5月21日配信へ。ゾンビ化した動物が徘徊する町を冒険し故郷を救え
パブリッシャーのtinyBuildは5月7日、Fluxscopicが手がけるアクション・アドベンチャーゲーム『Mayhem in Single Valley』を、PC(Steam)向けに5月20日にリリースすると発表した。時差の関係で日本では翌21日の配信となる。価格は14.99ドルとのことなので1500円程度になるだろう。
『Mayhem in Single Valley』は、『ゼルダの伝説』やドラマ「ストレンジャー・シングス」から影響を受けて開発中のアクション・アドベンチャーゲームだ。主人公は、いたずら好きの少年ジャック。彼は、寂れた町シングルバレーで家族とともに暮らしているが、都会での生活に憧れている。そして、いよいよ家を出ようと決意したその日、謎の存在により町の川が汚染。汚染物質の影響によりシングルバレーは終末世界へと変貌してしまい、彼は計画変更を余儀なくされる。
本作にてプレイヤーはジャックとなり、シングルバレーの町や渓谷、ダンジョン、砂漠地帯などさまざまな環境を冒険する。ドット絵と3Dを組み合わせたキュートなビジュアルが特徴的だ。この世界には多様な動物が生息しているが、例の汚染物質の影響を受けてゾンビ化。住民たちを襲い、襲われた住民もゾンビ化するという状況にある。
ジャックは決して屈強な勇者ではないため、マップ内で獲得できるアイテムを巧みに利用しながら窮地を脱し、また生存者を助けていくのだ。たとえばリスのゾンビであれば、拾ったドングリを投げれば注意をそらせることができるだろう。動物にはそれぞれ好き嫌いがあるそうで、それを見極めることが大切である。
本作にはパズル要素も多数登場する。物理演算や、光を利用したものなどが用意されるとのこと。トレイラーではオブジェクトを運んだり、特定のポイントめがけて投げたり、あるいはジャックの行動を真似るクローンのようなキャラクターを利用する場面がみられる。そのほか、強い風を傘で受け止めて大きなギャップを飛び越えるなど、環境を利用したゲームプレイも求められるようだ。そうして試練を乗り越えていく中では、シングルバレーの町や住民に関する謎が明らかになっていくという。
『Mayhem in Single Valley』は、PC(Steam)向けに5月21日に国内配信予定。日本語表示にも対応する。Steamでは序盤のエピソードをプレイできる体験版が配信されており、こちらもすでに日本語化されている。