スタイリッシュリズムADV『UNBEATABLE』体験版がSteamにて配信開始。シンプル操作で楽しめるリズムバトルをお試しプレイ

デベロッパーのD-CELL GAMESは5月7日、『UNBEATABLE』の体験版『UNBEATABLE [white label]』を、Steam/itch.ioにて配信開始した。本作は、音楽が違法行為に指定された世界を舞台にするリズムアドベンチャーゲームだ。

デベロッパーのD-CELL GAMESは5月7日、現在開発中のリズムアドベンチャーゲーム『UNBEATABLE』の体験版『UNBEATABLE [white label]』を、Steam/itch.ioにて配信開始した。

本作は、音楽が違法行為に指定された世界を舞台にするリズムアドベンチャーゲームだ。主人公の女の子Beatは、自らがボーカルを務めるバンドのメンバーと共に、なぜこの世界の人々は音楽を取り上げられたのか、原因を突き止めようと試みる。その中で彼女たちは、警察や謎の敵に狙われることになるという。
 

 
『UNBEATABLE』は、アドベンチャーパートとリズムゲームパートの2つで構成。アドベンチャーパートでは、街を探索して住民たちと出会い、来たるコンサートのためのセットリストを組むことを目指す。この中でプレイヤーは、人々を手助けしたり、バンド練習に取り組んだりすることになるそうだ。バンドメンバーはBeatのほか、ギター担当で頭の切れる少女Quaver、のんびり屋のキーボード担当Treble、そしてTrebleの双子の妹だが性格は真逆のドラム担当Clefである。

一方のリズムゲームパートは、2ボタンで楽しめるシンプルながら歯ごたえあるゲームプレイを特徴とする。上下2ラインに分けて画面左右から敵や障害物がリズムに合わせて迫ってくるため、中央に位置するBeatの両脇のラインに敵が重なるタイミングで、対応するボタンをヒットするのだ。するとBeatは敵を叩きのめしていく。BGMにはオリジナル楽曲を用意。リズムゲームパートだけを楽しめるアーケードモードも収録予定とのこと。
 

 
今回配信開始した体験版『UNBEATABLE [white label]』は、本作のリズムゲームプレイを体験できる内容となっており、現時点で11曲を収録。操作は、(Xboxコントローラーの場合)十字キーで下のラインの敵を攻撃し、ABXYボタンでジャンプして上のラインの敵を攻撃。障害物はジャンプで回避する。敵の中には、ヒットすると別のラインに移動するものや、ボタンをホールドする必要のあるものなどもいる。ミスすると体力が減り、ゼロになるとゲームオーバーだ。そしてクリア時には、ヒットの正確さやコンボ数などに応じてスコアとクリア評価が下る。

体験版では、ちょっとした街の探索やバンドメンバーとの会話シーンがあるほか、リズムゲームをプレイするたびに本作のサイドストーリーが展開。この体験版はエピソード形式となっており、新たな楽曲や物語を追加するアップデートを、今後も配信していく計画だという。
 

 
『UNBEATABLE』は、本日5月8日までKickstarterにて開発費を募っており、初期目標金額の5倍近くとなる約27万ドル(約2900万円)を集めることに成功。この間には、オンラインランキング機能やリズムゲームのエディター機能の実装、リミックス・アコースティックバージョンの収録が、ストレッチゴールの達成により決定している。

本作は、VHS風のローファイな雰囲気をもち、さらにTRIGGER作品を彷彿とさせるアニメスタイルを採用したビジュアルや、スタイリッシュなトレイラー、そしてノリの良い楽曲などにより大きな注目を集めた。そして今回配信された体験版により、そのゲームプレイの一端を実際に試すことができることとなったわけだ。

体験版『UNBEATABLE [white label]』は、Steam/itch.ioにて無料配信中。サウンドトラックの販売も開始した。そして本編となる『UNBEATABLE』は、2023年12月の配信を目指し、これから開発が進められていく。興味のある方は、体験版をチェックしてみてはいかがだろうか。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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