『あつまれ どうぶつの森(あつ森)』5月になってできるようになること(2021年版)

『あつまれ どうぶつの森』の5月の島々は、昨年とは異なる彩りに包まれそうだ。本稿では、2021年5月に入って『あつまれ どうぶつの森』の島に訪れた変化や月内に楽しめる季節イベントなどを紹介していきたい。

先日4月28日に無料アップデートVer.1.10.0の配信を開始した『あつまれ どうぶつの森』。アップデートによって大型季節イベントはちょっぴりバージョンアップ。新たなシーズンアイテムも加えられ、5月に季節の変わり目を迎える島々は、昨年とは異なる彩りに包まれそうだ。本稿では、2021年5月に入って島に訪れた変化や月内に楽しめる季節イベントなどを紹介していきたい。

季節の変わり目を迎え、生き物も大きく変化


まずは5月に入って変化した生き物のラインナップを見ていこう。北半球の季節は5月末日をもって穏やかな春が去り、6月からは空が青く澄みきった夏へと移り変わる。そんな夏を目前とする5月には、カエル・オニヤンマ・ゲンゴロウといった多くの生き物が暖かな日差しにつられて姿を見せている。5月いっぱいで姿を隠す生き物も少なく、来月にはさらに多くの生き物で賑わいそうだ。

ちなみに、5月いっぱいでいなくなってしまう数少ない生き物の中でも、比較的捕まえづらいのがオケラだ。オケラは地中に潜っているため、地上からは姿を確認できない。捕獲する際は、まずオケラの鳴き声が聞こえるまで島を駆け回ろう。いつもより音量はちょっぴり大きめに。鳴き声が聞こえたら、その鳴き声がはっきりと聞こえる場所を細かくチェック。一番はっきりと聞こえる場所に移動したら、周囲をスコップで掘り尽くすべし。見事オケラの居場所が掘り当てられれば、住処を奪われたオケラが地上に飛び出してくる。すかさず虫あみで捕獲しよう。


一方の南半球は、5月末日より日没が早まる冬を迎える。来月にはショウリョウバッタやカマキリなど、暖かな気候を好む多くの生き物が姿を隠すようだ。図鑑を埋めているプレイヤーは埋め残しがないかチェックしておこう。その一方で、フグやタラバガニ、センジュナマコといった寒さを感じる季節にしか見られない生き物も出現し始めている。ちなみにタラバガニとセンジュナマコの移動速度はとても速い。捕獲には苦労するが、めげずに追いかけてほしい。

「はるのわかたけ」イベント終了間近


次に季節イベントを見ていこう。南半球では、5月16日から真っ赤なもみじのはっぱが島中をひらひらと舞いはじめる。季節イベントの「もみじ狩り」では、虫あみでもみじのはっぱを集めて「もみじ」シリーズアイテムが作成可能。水受けに紅葉が浮かんだ「いしのみずうけ〜もみじ〜」や、部屋一面を紅葉した落ち葉で飾る「こうようのゆか」など、どのアイテムも秋を感じられるものばかりだ。DIYレシピは全9種類。レシピのひとつである「あかいおちば」は島内放送を介して獲得できる。その他のレシピは風船から入手可能だ。イベント期間は5月25日までの10日間と短めなので、忘れずにレシピを集めておこう。なお南半球では、先月から引き続いて「木の実拾い」イベントも楽しめる。

一方の北半球では、2月から始まった「はるのわかたけ」イベントが5月末で終了となる。「しょいこ」「たけのビックリばこ」などの竹にまつわるキュートなアイテムは集まっただろうか。レシピは全部で10種類。取り残しのある方は、イベント期間中に漂う風船を割るべし。

迷路とスタンプラリーが2021年仕様に


そして北半球・南半球共通の大型季節イベントとして、4月29日からメーデーイベントが開催中だ。働く人の日にちなんだメーデーイベントでは、たぬきちが特別な離島ツアーを企画。離島にてレクリエーションが楽しめる「メーデーりょこうけん」をプレゼントしてもらえる。りょこうけんの期限は5月7日まで。期限までに飛行場から好きなタイミングで離島に出かけよう。


メーデーツアーには、飛行場にすべての持ち物を預けて手ぶらの状態で参加する。ツアー先の島は島全体がひとつの迷路のようになっており、ちょっぴり頭を捻る謎解きが楽しめる。迷路内で拾える材料を駆使して、とあるキャラのもとまでたどり着こう。

なお、メーデーツアーの島に出かけられるのは1回限り。つまり、元の島に帰ってしまうと謎解きに再チャレンジすることができないのだ。そこで謎解きに行き詰まってしまった場合は、スマホから「緊急脱出サービス」を利用しよう。100マイルを支払えば、島が初期状態に戻ってスタート地点へ戻り、謎解きを何度でもやり直せる。

このメーデーイベントが開催されるのは今年で2回目。昨年も同様の内容だったが、迷路の構造は2021年仕様に。本年ならではの謎解きが楽しめるようになっている。またイベント報酬としては、迷路内でベル引換券が入手できるほか、迷路クリア時には昨年とは異なるご褒美アイテムも用意されている。昨年同イベントを体験したユーザーは、とあるキャラとの会話内容の変化にも注目してみてほしい。メーデーイベントは5月7日まで開催中だ。


5月18日からは、博物館の記念日である国際ミュージアムデーにちなんだスタンプラリーが博物館で開催される。スタンプラリーでは、博物館の各エリアに設置されたスタンプ台にてスタンプを押印。エリアごとに3種のスタンプを集めていくことで、フータから記念品が貰える。各エリアのスタンプ台が設置される場所は、島ごとにランダムになっているようだ。エリア内を駆け回って探してほしい。

なお、今年からはムシ・サカナ・かせきエリアに加えて、美術品エリアでもスタンプラリーが楽しめるようになった。美術品エリアでは新たな記念品が貰えることだろう。それぞれの展示を楽しみながらスタンプを集めよう。国際ミュージアムデーのイベント期間は5月18日から5月31日まで。

ちなみに本年のメーデーイベント・国際ミュージアムデーイベントは、Nintendo Switch本体の日付をイベント期間内に進めることで、イベントを先取りして楽しめる仕様になっているようだ。リアルタイムにイベントを楽しみたいという方は、ネタバレに注意しておきたい。

シーズンアイテムも装い新たに


最後にたぬきショッピングで販売されるシーズンアイテムを紹介しよう。4月28日からは「こいのぼり」と「しんぶんしのかぶと」、こどもの日にちなんだ2つの新アイテムが販売されている。こいのぼりは2階建ての家の屋根よりはちょっとだけ低いものの、存在感ばっちり。幸せな家族を表す真鯉・緋鯉・青鯉に加えて、魔よけを意味する吹き流しと矢車が取り付けられている。室内や自宅の庭などに飾るといいだろう。販売期間は5月5日まで。

また5月1日からは、母の日にちなんだ「ははのひサンキューマグカップ」「カーネーション」の2点が登場。カーネーションは今年から追加されたシーズンアイテムだ。それぞれの販売期間は5月31日まで。さらに5月22日からは、イギリスで春の休日に開催されるお祭りの「チーズ転がし」にちなんで「ダブルグロスターチーズ」が追加される。本作のダブルグロスターチーズはおそらく転がせそうにないが、テーブルに飾って残り少ない春の休日を楽しもう。こちらの販売期間も5月31日までとなっている。


以上のように、5月の島々は昨年からちょっぴりバージョンアップした大型季節イベントや新たなシーズンアイテムで彩られる。ちなみに先日のアップデートのお知らせでは、6月の大型季節イベントとなるジューンブライドや、7月末までに登場する新たなシーズンアイテムの内容が告知されている。新アイテムの販売期間から推測すると、次回のアップデートは7月末あたりに告知されるのかもしれない。ほんのり期待しておこう。

Tetsuya Yoshimoto
Tetsuya Yoshimoto

ニュース担当。国内を中心に日々トレンドを探求しています。新しいものや可愛いものが好き。

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