大ヒットヘンテコ病院経営シム『ツーポイントホスピタル:ジャンボエディション』PS4/Nintendo Switch日本語版発表、7月29日発売へ


セガは4月23日、『ツーポイントホスピタル:ジャンボエディション』を発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/Nintendo Switchで、7月29日発売予定。価格は、パッケージ・ダウンロード版共に4488円(税込)だ。

本作は、イギリスに拠点を置くTwo Point Studiosが手がけた病院経営シミュレーションゲーム。2018年にリリースされ、300万本以上を売り上げるなど高い評価を得た『Two Point Hospital』に、4つの拡張ステージと2つの追加アイテムパックを同梱し、さらに今回初めて日本語に対応して国内発売される。ちなみに同スタジオは、オリジナル版のリリース後にセガの傘下に入っている。


『ツーポイントホスピタル:ジャンボエディション』にてプレイヤーは病院経営者となり、病院の建設や運営をおこなう。この病院には、たとえば全身がキューブになったり、頭が電球になったりとキテレツな症状をもつ患者がやってくる。本作では180種類以上の奇病を収録。それぞれの治療には特別な施術や機器が必要となるため、治療法や治療施設を研究しなければならない。そして、適切な部屋や機材を配置し、また医師・看護師などのスタッフを雇いながら、患者を治療して病院を経営するのだ。

病院建設においては、廊下や病室・待合室の配置などを最適化することが求められる。また、そうした治療に関係する施設以外に、たとえば自販機やトイレ、カフェ、スタッフルーム、娯楽施設などを建設することも可能。患者とスタッフの満足度を上げることも重要なゲームプレイのひとつなのだ。そして経営が軌道に乗ってきたら、建物を増築して病院を拡張し、さらに多くの患者を受け入れよう。


本作の舞台となるツーポイント州には、雪国から熱帯気候の島まで存在し、マップごとに特有の病気が存在するという。経営する病院を増やしていく中では、怪しい秘密の軍事基地がある街に展開することもあるそうだ。新たなマップは、患者を治療して病院の評判を上げていくことで利用可能に。また、合わせて450種類以上収録される設備・アイテムもアンロックされていく。

本作に同梱される拡張ステージは、「Bigfoot」「Pebberley Island」「Close Encounters」「Off the Grid」の4種類。それぞれ異なる環境のマップと、新たな奇病やアイテムなどが収録されている。そして追加アイテムパックについては、ビンテージ家具やジュークボックスなどのレトロアイテムを収録する「Retro Items Pack」などが用意されるようだ。


ツーポイントホスピタル:ジャンボエディション』は、PS4/Nintendo Switch向けに7月29日発売予定。本作は「ニコニコネット超会議2021」への出展が予定されており、4月30日午後9時から国内版の実況プレイを、ニコニコ生放送にて披露するとのこと。興味のある方はぜひチェックしておこう。