『マインクラフト』最新スナップショットで鍾乳石がのびのび。「洞窟と崖」アップデートでは超レアな「鉱脈」が追加


Mojangは4月21日、『マインクラフト』Java版において最新スナップショット「21W16A」を公開した。鍾乳石やツツジが成長する要素が追加されている。 

今回のスナップショットでは、鍾乳石/石筍が成長するようになった。上に水源ブロックのある鍾乳石ブロックがある場合、上から鍾乳石が、下から石筍がゆっくりと成長するようになる。成長スピードはランダムながら、基本的には非常にゆっくり。一段階成長するのに、マインクラフト内で数日を要するとのこと。鍾乳石による石筍の成長は、下の地面または石筍が10ブロック以内にある場合にのみトリガーされる。また鍾乳石の先端が水中にある場合は先端から水が垂れないため、成長は起こらない。石筍の先端が水中にある場合や、石筍・鍾乳石の間に何らかの液体がある場合も同様であるとのこと。 
 

*石筍・鍾乳石が成長する様子(早回し)。 

 
さらに、21W10Aで新たに加わった「ツツジ」にも変化が。こちらは地下に生成される緑豊かな洞窟で見ることのできる植生だ。通常は1ブロック分のコンパクトな茂みとして見られるツツジだが、骨粉を与えることで一挙に成長。10倍以上背の丈を伸ばしたツツジの大樹へと育つことができる。ツツジの木は破壊すると、開花したツツジやオークの原木、葉ブロックや根づいた土ブロックなど、さまざまな素材を入手することが可能。建築材確保の手段としては、そのまま採集するよりもお得になったといえるだろう。 

このほか21W14Aで追加された原鉱石のテクスチャが微調整されるなど、細かな変更が施された。詳しい内容は公式パッチノートを参照されたい。『マインクラフト』バージョン1.17は2021年夏に配信予定だ。 

また「Caves & Cliffs」をプレビューできるデータパックにもアップデートが施された。追加される大きな要素として「鉱脈」が挙げられる。地下に蛇状にうねる巨大なブロックの塊で、多くの鉄や銅を見つけることが可能。ただし遭遇できる可能性は低いという。銅脈は高さ0以上で形成され、花崗岩と混合。鉄鉱脈は高さ0未満で形成され、凝灰岩と混合されるとのこと。このほかy=0以下の帯水層は、「溶岩の帯水層」としても生成されるようになるとのこと。 
 

  
鉱脈や溶岩の帯水層を含むバージョンは、こちらでデータパックをダウンロードしてプレビューが可能となっている。