タイムループ対戦FPS『Quantum League』Steamにて正式リリース。過去の自分をトレースするクローンと共に勝利を掴め


デベロッパーのNimble Giant Entertainmentは4月15日、タイムループ・オンライン対戦FPS『Quantum League』をPC(Steam)にて正式リリースした。価格は1010円で、4月23日までは50%オフの505円で購入可能。なお、本作は日本語表示に対応する。
 

 
『Quantum League』は、タイムトラベル技術が存在する世界にて開催されているシューティングスポーツをテーマにしたオンライン対戦FPSだ。プレイヤーは「クオンタム・アスリート」として、1対1あるいは2対2でのアリーナバトルに挑む。ゲームモードにはフリーフォーオールや、エリアの支配権を競うポイント占領モードなどが用意され、ライフルやサブマシンガン、ショットガン、グレネードランチャーなどの銃からメイン武器を選択して試合を開始する。

本作は、基本的なゲームルールとしてはオーソドックスだが、そこに独自のタイムループシステムを組み合わせていることが大きな特徴である。試合は3ラウンド先取制で、各ラウンドはさらに3つに分かれている。どういうことかというと、決着がつくとタイムループが発生し、同じラウンドを繰り返して再開するのだ。

そしてタイムループ後には、前回の自らのプレイがクローンキャラクターによって再生され、プレイヤーはそのクローンと共にあらためてラウンドに臨むこととなる。すなわち、1対1で開始した試合ならば、ラウンドの中で2対2・3対3へと移行。前回プレイ時の行動をトレースするクローンと、どのように連携を図るかという戦略が勝利へのカギとなる。
 

 
本作は、2020年5月に早期アクセスを開始。それから開発を進める中で、新たなマップやキャラクターカスタマイズアイテム、ゲームモード、またクイックチャットや観戦モードなどを追加してきた。プレイヤーからのフィードバックを受けて、ゲームバランスの調整も重ねている。そして今回正式リリースを迎えたわけであるが、今後も開発を継続するとのこと。現時点では、ポイント占領モードで利用できる新マップNordicの追加が予告されている。

『Quantum League』はPC(Steam)にて配信中。また、時期は未定ながらコンソール版のリリースも計画されている。