カプコンは4月16日、横スクロール・アクションゲーム『帰ってきた 魔界村』を、PC (Steam)/PlayStation 4/Xbox Oneに向けてリリースすることを発表した。Nintendo Switch向けには先がけて配信中の本作。苦戦必須の本格アクションゲームが、このたび複数のプラットフォームで遊べるようになるようだ。
『帰ってきた 魔界村』は、1985年発売の『魔界村』と、1988年発売の『大魔界村』をモチーフにしたシリーズ最新作だ。主人公である王国の騎士アーサーは、大魔王によって連れ去られてしまったプリンセスを救うため、ふたたび魔界へと向かう。ゾンビうごめく墓地や、死神が徘徊する処刑場など、さまざまな危険エリアを突破していくのだ。
シリーズの特徴であるシンプルで高難易度なプレイ体験はそのままに、グラフィックや遊びやすさは現代向けに進化。過去シリーズをモチーフとしたステージの数々では、よりダイナミックに動く敵たちや、演出豊かなギミックが待ち受ける。オリジナルでの雰囲気を忠実に再現しつつ、最新作ならではの変更もふんだんに加えられており、周回要素にあたる「深魔ステージ」や、シリーズ初となる2人協力プレイも用意。さらに、全4段階の中から難易度を選択することもできる。
道中では、シリーズおなじみの槍や短剣、聖水など8種類の武器が登場し、サンダーストーム、ファイアウォールなどの魔法も利用可能。もちろん、攻撃を受けたアーサーが最終的にパンツ一丁になる姿も健在だ。また、ステージ内ではオービィと呼ばれる不思議な生き物を獲得でき、それを利用することで魔法やスキルを解放・成長させることが可能。ステージや敵に合わせて、うまく活用していこう。
シリーズファンはもちろん、シリーズ未経験のプレイヤーも楽しめる『帰ってきた 魔界村』。Nintendo Switch向けにはすでに配信中の本作であるが、PC(Steam)/PlayStation 4/Xbox One向けにも展開されることで、より幅広い層のプレイヤーが楽しむことができるだろう。なお、配信日や価格については今後の続報を待ってほしいとのことだ。