国内の個人開発者7shi321氏は4月15日、2D横スクロールアクション『JUNK: 加藤純一伝説』を4月24日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は680円。今後iOS/Androidにも対応予定だという。
『JUNK: 加藤純一伝説』は、実況者の加藤純一氏をモチーフとしたアクションゲーム。2020年1月に開催された「第1回 加藤純一アプリ王選手権」に向けて開発され、その後1年間にわたりブラッシュアップを続けてきたという。物語は、「加藤純一が世界の頂点を取ったその後」が舞台。12月31日大晦日、何者かに囚われてしまった加藤純一。200年後の世界を舞台に、カトロイドなる存在の正体に迫る冒険が描かれる。
本作は、敵を撃って倒しながらアスレチックを進む2D横スクロール形式で展開。“うんこちゃん”の姿をした加藤純一氏を操っていく。基本操作は「ジャンプ」「ショット」からなるシンプルなアクションだ。ただし2段ジャンプや壁キックなどの応用テクニックも多数存在しており、上級アクションを利用したさまざまなギミックが500以上収録されているという。また特殊なアイテムを取ると、「ダッシュ」が可能となる。2段ジャンプと併用することでより遠くに飛ぶことが可能になるほか、ダッシュ中はあらゆる特殊攻撃を無効化することができるという。シチュエーションによってアクションを使い分ける、シンプルながら奥深いゲームプレイが求められそうだ。
トレイラーで確認できる限りでは、ステージは全7種類。堅牢な石造りの迷宮や雪原広がる寒冷地帯、はたまた溶岩の煮えたぎる火山などさまざまなロケーションを訪れるようだ。またボス戦では相手が弾幕状の攻撃を放ってくるため、反射神経が問われる「避けゲー」的なエッセンスも取り入れられている模様。謎めいた白衣の男から横山緑氏を思わせる覆面レスラーまで、個性的な敵が登場する。ステージによっては移動する足場を渡りながらボスと戦ったり、空飛ぶ鳥にまたがってシューティングのような戦闘が繰り広げられることもある。なお本作はPS4コントローラーや Steamクラウドセーブ機能に対応しているほか、3840×2160の4K解像度でプレイすることができる。
『JUNK: 加藤純一伝説』はSteamにてPC向けに、680円にて配信を予定している。