パブリッシャーのPrivate Divisionは4月15日、スケボーアクションゲーム『オリオリワールド(OlliOlli World)』を日本向けに発表した。対応プラットフォームはPC/Nintendo Switch/PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Xbox Oneで、2021年冬発売予定。本作は、Roll7が手がける『OlliOlli』シリーズの最新作だ。
『OlliOlli』シリーズは、ユニークなステージの数々をサイドビューのゲームプレイにて駆け抜けるスケボーアクションゲーム。これまでに『OlliOlli』『OlliOlli2: Welcome to Olliwood』がリリースされており、シンプルな操作で華麗なスケボープレイを楽しめることに加え、やり込みがいのあるチャレンジが豊富に用意され高い評価を得てきた。
最新作である『オリオリワールド』では、ラッドランドと呼ばれる鮮やかで活気に満ちた世界が舞台となる。まず目を引くのは、本作のビジュアルだろう。前2作のいずれとも異なる、また新たなグラフィックスタイルを採用。どことなく、バンドデシネ作家メビウスの作風にも通じるスタイリッシュな表現だ。また、本作は3Dで制作されており、奥行きのあるステージも特徴となっている。
本作にてプレイヤーは、謎に満ちたスケートの神々を探してラッドランドを旅し、“ナルヴァーナ”への道を切り開くことを目指すという。トレイラーでは、ステージに設置されたレールなどでグラインドしたり、エア中にフリップトリックを決めたりと、『OlliOlli』シリーズらしいゲームプレイが確認できる。さらに、クォーターパイプを使って滑るレーンを変えたり、壁を走るウォールライドといった新要素も。ルートの分岐要素も用意されているようだ。
主人公以外に多数のキャラクターが登場することも本作の特徴だといえるだろう。映像ではユニークなキャラクターたちが紹介されており、プレイヤーと一緒に旅をする者もいれば、旅の途中で出会うキャラクターもいるという。本作にはサイドクエストが用意されているとのことで、そうした部分に関係するのかもしれない。また、プレイヤーキャラクターにはカスタマイズ要素も用意される。見た目だけでなく、スケボーのトリックやスタイルも変更でき、ゲームを進める中でカスタマイズのための特別な報酬がアンロックされていくそうだ。
本作は、初心者から上級者まで、すべてのプレイヤーにとって親しみやすいようデザインされているという。カジュアルに楽しむもよし、やり込みに勤しむもよしである。上級者向けには、数百万ものユニークなステージに挑戦できるサンドボックスモードや、100を超える動作をマスターしてコンボを決めるリーグが用意されており、世界中のライバルとスコアを競うことが可能だ。また、ステージを自動生成する「Zip code system」も用意され、ほかのプレイヤーと共有して楽しむこともできる。
『オリオリワールド(OlliOlli World)』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに、2021年冬発売予定だ。日本語にも対応予定である。