『THE HOUSE OF THE DEAD: Remake』正式発表。セガのガンシューティングゲーム『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』のリメイク版

任天堂は4月15日、Nintendo Switch向けインディーゲームの情報を届ける「Indie World」を海外向けに放送。この中で、Forever Entertainmentが手がける『THE HOUSE OF THE DEAD: Remake』のゲームプレイ映像を初公開した。

任天堂は4月15日、Nintendo Switch向けインディーゲームの情報を届ける「Indie World」を海外向けに放送。この中で、Forever Entertainmentが手がける『THE HOUSE OF THE DEAD: Remake』のゲームプレイ映像を初公開した。


『THE HOUSE OF THE DEAD: Remake』は、1997年にアーケードで稼働し、のちにセガサターンやPC版も発売されたセガのガンシューティングゲーム『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』のリメイク版だ。正式な情報公開は今回が初めてである。本作では、主人公の特殊工作員トーマス・ローガンとその相棒Gが、行方不明となった研究員の救出を目指す中で、事件に関係するDr. キュリアンの陰謀に巻き込まれる。

本作はいわゆるレールシューターであり、不気味な洋館などの環境の決められたルートを進みながら、迫り来るゾンビたちを銃で倒していく。今回公開された映像では、オリジナル版から大きくグレードアップしたグラフィックが確認できる。Dr. キュリアンが登場するカットシーンも再構築されている。リメイクにあたっては、オリジナルのゲームプレイを忠実に再現しつつ、最新のビジュアルと現代的な操作性を導入しているという。また、複数のエンディングを用意し、2人協力プレイにも対応。オリジナル版でも、プレイヤーのゲームプレイの内容によって展開が変化するストーリー分岐システムが特徴だった。


本作を手がけるForever Entertainmentは、ポーランドに拠点を置くパブリッシャーだ。開発は傘下のMegaPixel Studioが担当する。もちろんセガからライセンスを受けて開発中であり、同社はこれまでに『パンツァードラグーン:リメイク』をリリースした実績を持つ。また、その続編『パンツァードラグーン ツヴァイ』や、スクウェア・エニックスIPのリメイク開発をおこなっているほか、『マジカルドロップ』シリーズの新作を手がけるなど、日本のIPを使った作品で近年注目されているメーカーである。

『THE HOUSE OF THE DEAD: Remake』は、Nintendo Switch向けに2021年配信予定。Forever Entertainmentによると、他プラットフォームでのリリースを含め、本作の詳細は今後発表するとのこと。米国任天堂公式サイトによると、本作は日本語にも対応する模様であるため、国内リリースにも期待したい。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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