スクエニスタイリッシュARPG『新すばらしきこのせかい』7月27日発売へ。PC版もリリース視野


スクウェア・エニックスは4月9日、『新すばらしきこのせかい』を2021年7月27日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/Nintendo Switch/PC。対応ハードにPCが加わり、Epic Gamesストアにて今夏発売される予定だ。価格はパッケージ・ダウンロード版ともに税込7480円。


『新すばらしきこのせかい』は、スクウェア・エニックスが手がけるスタイリッシュなアクションRPGだ。ニンテンドーDSなどで発売された『すばらしきこのせかい』の続編となる。舞台となるのは日本・渋谷。主人公のリンドウは渋谷を歩いているうちに、いつもと雰囲気が違うことに気付き、死神だと名乗る少女に「死神のゲーム」なるアクティビティにいざなわれる。バッジを使いノイズと呼ばれるバケモノと戦いながらも、リンドウにつきまとう謎の違和感。その正体を突き止めていく。

本作では渋谷がスタイリッシュかつ立体的に描かれる。3Dが採用されている点は、2D作品だった前作との大きな違いだろう。一方で基本システムは前作のものを継承。コミック調のカットシーンや、人の心を読み取る要素、敵とエンカウントするスキャンシステムは健在。チームバトルにて、バッジを手にし仲間と共にノイズに立ち向かう。


公開されたトレイラーでは、渋谷の世界や3Dの戦闘シーン、そして謎めいたキャラクターたちが紹介されている。前作に登場したキャラも映っているので、ファンとしてはチェックしておきたいところ。「ネク」という気になるワードや、ネクと 呼ばれる人物が映るシーンもちらり。前作に比べて、登場キャラ数が大幅に増加している印象だ。

本作では、シリーズディレクターとして神藤辰也氏、クリエイティブ・プロデューサー&キャラクターデザイナーとして野村哲也氏が参加。そのほか、前作ではプランニングディレクターを担当し、『すばらしきこのせかい LIVE Remix』でCo.ディレクターを務めた伊藤寿恭氏がディレクターを担当する。また本作の魅力であるサウンドは、前作の音楽を制作した石元丈晴氏が手がける。


予約特典や早期特典、数量限定商品なども用意されているようだ。そうしたラインナップ詳細については公式サイトを確認してほしい。アニメも放映開始され、改めて旋風を巻き起こそうとしている『すばらしきこのせかい』シリーズ。新作『新すばらしきこのせかい』は、PS4/Nintendo Switch向けに7月27日発売予定だ。ちなみに7月27日という日付は、前作が発売された日付(2007年7月27日)と同じである。PC版(Epic Gamesストア)は2021年夏リリース予定である。