『あつまれ どうぶつの森』イースターイベントが本日開催中。去年と何が違うのか?

『あつまれ どうぶつの森』では、イースターのお祭りにちなんだ大型季節イベント「イースター」が本日限定で開催中だ。去年と何が違うのか?

本日4月4日はイースター。春分の日の後、最初の満月が現れた次の日曜日に定められる春の訪れを祝う日である。『あつまれ どうぶつの森』では、イースターのお祭りにちなんだ大型季節イベント「イースター」が本日限定で開催中だ。


このイースターイベントは、昨年の4月12日にも開催されたものだ。今年のイベントは去年と何が違うのか。気になっていた方も多いことだろう。2度目となるイースターイベントの内容について紹介していこう。

イースターイベント中は、島の広場にラッキーバニーのぴょんたろうが来訪。島のあちこちに隠された6種類のたまごを集めてほしいとお願いされる。島の上空を漂うカラフルな風船を割ったり、たまごが成った木を揺すったり、岩をスコップで叩くなどのアクションでたまごを集めるのだ。6種類のたまごを集めてぴょんたろうに渡すと「イースターなバスケット」に交換してくれる。

なおたまご集めの際に、集めたたまごが特定の種類に偏ってしまうことがある。そんな時はぴょんたろうに「交換して!」とお願いしよう。いらない種類のたまご3つと、欲しい種類のたまご1つを交換して貰える。また、特定のたまご3つと別の種類のたまご3つを島の住民と交換することもできる。イベント中はイースターの衣装を着た住民たちで賑わっている。こちらの方法も活用するといいだろう。


さらに、もう一つのぴょんたろうのお願いを叶えるとごほうびが貰える。そのお願いはプレイベントとなる前週の3月28日から頼まれていたもの。内容は「ぴょんたろうが隠したDIYレシピを全種類DIYしてほしい」というものだ。

このぴょんたろうが隠したDIYレシピにあたるのは、たまごを集めた際にひらめく“衣装に関するレシピを除く”全18種類。対象レシピのほとんどは風船から入手するため時間と運を要するが、4月4日はいつもより風船が飛んでくる仕様になっている。正確な風船の出現頻度は定かではないが、筆者の体感では通常の風船の倍の頻度で飛んでいる印象だ。まだレシピが集まっていないという方は、材料となるたまごを集めながら根気よく風船を割ってもらいたい。

ぴょんたろうが隠したDIYレシピをすべて作成すると、ごほうびとして「ぴょんたろうのおきあがりこぼし」のDIYレシピが貰える。さらにおきあがりこぼしを作成すると、「イースターなステッキ」のレシピが入手できる。


以上が、ざっくりとした本イベントの内容となる。ここまでで前年イベント経験者はお気づきいただけただろう。本年のイースターイベント本番の内容は、前年とほぼほぼ同じだ。厳密にいうと、ほんの僅かだが差異はある。前年にぴょんたろうからのごほうびとなる2種のレシピを入手済みの場合、本年の広場にいるぴょんたろうに話しかけるとレシピから作成可能なアイテムの現物が貰えるのだ。前年のイベント経験者を配慮した内容が追加されている。

しかしながら差異はこの点のみ。筆者自身は前年にごほうびを入手済みだったため、ぴょんたろうに話しかけてアイテムを貰うまでのものの30秒ほどで、あっという間にイベントが終わってしまった。本年ならでの新要素にも期待していたため、ちょっぴり寂しく感じたというのが正直な所感である。


2度目となる本イベントの新要素に期待していたのは、少なくとも筆者のみではないだろう。任天堂が3月16日に本イベントについて言及した告知内容には、いくつかの期待を寄せられる要素があったからだ。前年とは異なる現実日付に連動した開催形式になること。それに伴ってイベント当日にバージョン表記が変更されること。プレイベントには新要素が登場すること。そして何より、これまでのアップデートにさまざまなサプライズが用意されていたことが新要素に期待を寄せる思いへと繋がったのではないだろうか。

とはいえ、3月16日の告知内容には“新要素がある”とは言及されていなかった。任天堂がユーザーを欺いたわけではない。加えて、イースターイベントを初めて楽しむユーザーには十分なボリュームだ。多少なりとも前年イベント経験者を配慮した内容が追加されつつ開催されたことを喜ぶべきだろう。

『あつまれ どうぶつの森』のイースターイベントは本日限定で開催中だ。はじめての方も、昨年体験済みの方も、さまざまのカラフルな家具で島を彩ってほしい。

Tetsuya Yoshimoto
Tetsuya Yoshimoto

ニュース担当。国内を中心に日々トレンドを探求しています。新しいものや可愛いものが好き。

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