カジノ経営シミュレーション『Grand Casino Tycoon』5月20日にSteamにて配信へ。ラスベガスで行われる“金儲けのためのカジノ運営”

Aerosoftは、カジノ経営シミュレーション『Grand Casino Tycoon』を現地時間5月20日に配信すると発表した。『Grand Casino Tycoon』は、カジノ経営シミュレーションゲームだ。

パブリッシャーのAerosoftは、カジノ経営シミュレーション『Grand Casino Tycoon』を現地時間5月20日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。Steamストアページによると、日本語UIに対応するようだ。


『Grand Casino Tycoon』は、カジノ経営シミュレーションゲームだ。本作では、スロットマシンやポーカー、ルーレットなどのゲームだけでなく、バーやテーブル、トイレといった施設や監視カメラなど、用意されている数多くのオブジェクトを自由自在に設置することができる。


ゲームモードとしてキャンペーンモード、サンドボックスモード、フリープレイモードの三つが用意されている。プレイヤーはストーリーに沿ってカジノを経営することができ、ゼロから自分の理想のカジノを作り上げることも可能だ。

すべてのゲームモードで、来客のニーズや空腹感、のどの渇きといったランダムなステータスが存在している。それらを監視し、適切なオブジェクトを配置することで来客の満足度を上げよう。こうした満足度が、カジノの評判に反映されていくシステムとなっている。そして評判が上がることでやって来るVIPを満足させ、いかに大金を使わせるかが経営のカギとなる。


また、客のAIはBouncer(用心棒)や監視カメラの目を気にする設計となっている。監視カメラは客の不正を防止する役割を持つが、同時に客が熱中してゲームに興じることができなくなり、収入が減る要因となりえる。監視カメラや用心棒をどこに設置するか、何台設置するかなど、セキュリティ面でも戦略性が問われるゲームシステムとなっている。

カジノ経営ゲームは過去にも多く登場しており、近年では『Grand Theft Auto Online(GTAオンライン)』のイベントとしても登場した例もある。本ゲームはレイアウトを含め「カジノを一から作り上げることができる」というシミュレーションゲームである点が大きな特徴だ。


AerosoftのCEOであるWinfried Diekmann氏は「『Grand Casino Tycoon』は、このジャンルの名作を踏襲しながらも、ファンだけでなく初心者でも楽しめるようなさまざな新機能やアイデアが盛り込まれています。stillalive社の開発チームは、戦略とRPGの要素が一体となった、楽しくて魅力的な経営シミュレーションゲームを作り上げました」とプレスリリースを通じてコメントしている。 Aerosoftは、乗り物シミュレーターを数多く手がけるパブリッシャー。stillaliveは、Aerosoftと共にそうしたシミュレーターを手がけており、『Bus Simulator 18』の開発を担当。レスキュー隊をテーマとした経営シミュレーションゲーム『Rescue HQ – The Tycoon』も手がけており、そうした制作におけるノウハウが、本作に生かされることだろう。

『Grand Casino Tycoon』は、5月20日にSteamにて配信予定だ。日本語UIに対応予定。

Ryo Agawa
Ryo Agawa

FPSするかフライトシムのプレイ中にソシャゲの日課をこなす日々。バンドを組んだり小説を書いたりと、趣味が無法地帯

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