結構重要、『モンスターハンターライズ』で見逃しそうな役立ちオプションまとめ。狩猟生活を快適に
『モンスターハンターライズ』では、狩猟生活を快適にしてくれるオプションがいくつも実装されている。それらはチュートリアルでは表示されないため、夢中でプレイしていて気が付かないハンターもいるかもしれない。しかし中にはゲームの快適さを大きく変える設定も存在する。本稿では、見逃しがちなオプション設定9個を紹介する。
オプションを表示する方法は、まずゲーム内でNintendo Switchの+ボタンを押す。メニューが表示され、さらにLボタンかRボタンでタブを切り替え歯車の欄へ行くとオプションメニューが見つかる。ここでゲーム全般の設定を変更する「GAME SETTING」や操作方法の「CONTROLS」、カメラ設定の「CAMERA」、BGMやボイスの設定を行う「AUDIO」へアクセスできる。
最初に「カメラ距離」を紹介。CAMERAの項目の最後に「カメラ距離」という設定項目がある。0から100まで変更ができ、0の状態はキャラクターにカメラが近く、100の状態はカメラが遠くなる。デフォルトでは0になっている。快適さを優先するなら、カメラ距離がもっとも遠い100をおすすめしたい。カメラ距離を0にした場合は画面に迫力が出るものの、モンスターが暴れると視界から外れてしまう。カメラ距離を100にすると、より広く見渡せるので便利だ。モンスターのモーションや、プレイヤーとの位置関係を正確に把握できるようになるだろう。
GAME SETTING
「プレイヤーの透過表示」では、モンスターがプレイヤーの手前にいるとき、プレイヤーのシルエットを表示するかどうかを選択可能だ。モンスターに張り付いて戦っていると、巨体の陰になって自分の位置や向きが分からなくなることもある。「プレイヤーの透過表示」でシルエットを表示することで、自分の位置取りやアクションを把握しやすくなる。ラインの色はタイプごとに白色、黒色、黄色、赤色、青色から選択可能だ。
そのほか、お目当てのモンスターがどこにいるかを指し示してくれる「ターゲットへの矢印表示」という機能が存在する。クエスト時に、プレイヤー周辺にメインターゲットを指す赤い半透明な矢印が表示されるのだ。矢印へ向かって進んでいけば、ターゲットモンスターを発見できる。ただし半透明のHUDは、シリーズの世界観にそぐわないかもしれない。また道を教えてくれるわけではなく、まっすぐターゲットを指すのみである。矢印どおりにそのまま進んでいけば壁にぶちあたるといったこともままあるので注意。ミニマップが見づらい場合などに、「表示する」に設定して補助的に使ってみてはどうだろうか。
「ヒットエフェクトの表現」では、攻撃のヒット時のエフェクトの量を調節可能だ。本作のエフェクトは、シリーズの中でも特に派手。ソロプレイ時は、そうしたエフェクトは気にならないかもしれない。しかしマルチプレイでは、4人のハンターとそれぞれのオトモによる、大量のエフェクトが発生する。モンスターの攻撃エフェクトも合わさり、画面がまぶしく感じることも。デフォルトは「普通」に設定されているが、「控えめ」に設定すると、白熱の戦闘時でも画面を見やすい状態でマルチプレイを遊べるはずだ。
CONTROLS
「ショートカット設定」も、2種類から選択できる。ショートカットは、Lボタンを押しつつRスティックで方向入力すると、アイテムやアクションを素早く選択できる操作。デフォルトのタイプ1ではボタンを離すことでアイテムを選択する。タイプ2ではRスティックで方向を入力し、さらにRスティックを押し込むことで使用する。タイプ1ならボタンを押し込む手順がないため、一瞬でアイテムを選択できる。タイプ2ではボタンを押す手間をはさむため多少時間がかかるが、誤操作でショートカットを起動することがないのが利点だ。どちらの設定も一長一短があるため、お好みで設定してほしい。
CONTROLSの項目には、「自動納刀の設定」もある。本作では、抜刀してからなにもしないで数秒たつと自動で納刀する仕様になっている。 デフォルトでは自動で納刀するため、ボタン入力の煩雑さを減らしてくれるかもしれない。ただし、いざ攻撃を繰り出したいというとき、納刀してしまうこともありえる。事故を減らすためにも、オプションから「納刀しない」に変更してもいいだろう。
「-の操作」を変更すると恩恵を感じられるプレイヤーもいるはずだ。デフォルトのタイプ1では、-ボタンを短く押すとチャットメニュー表示、長く押すとマップ表示となる。タイプ2に変更するとこれらが入れ替わる。どちらを頻繁に使うかはソロメインかマルチプレイメインかで変わってくるだろう。よく使うメニューを短く押すほうに割り当てておこう。ちなみにカムラの里でマップメニューを使用すると、里の中でファストトラベルが可能だ。
「長押しの調整」項目では、ボタンの長押しを受け付けるまでの時間を調整できる。長押しは、オトモガルクへの搭乗やイベントシーンのスキップなど に使用する操作。短い、普通、長いから選択可能だ。デフォルトでは普通に設定されているが、長押しする手間がストレスに感じる場合、短めに設定してもいいかもしれない。
AUDIO
『モンスターハンターライズ』のプレイヤーキャラクターはよく喋るため、困惑した方もいるかもしれない。プレイヤーが武器を振るう時や、砥石で武器を研いだりする時も含めて、さまざまな場面で話すようになったのだ。モンスターが強力な技を出す直前にもセリフを発するため、攻略に役立つ要素でもある。「プレイヤーのボイス頻度」では、彼らの喋る頻度を100%と80%、50%、20%そしてOFFへと調整が可能だ。また、マルチプレイ時には、ほかのプレイヤーキャラクターとの掛け合いも発生する。もしこちらが煩わしいと感じる場合は、「他のプレイヤーのボイス設定」をOFFにしよう。
ちなみに、音声言語を日本語から“モンハン語”に変更することもできる。変更したい場合はタイトル画面でOPTIONを選択。その後に表示される項目「LANGUAGE」から音声言語を「モンスターハンターの言語」に変更しよう。
以上、『モンスターハンターライズ』の便利な設定を紹介してきた。オプションメニューにはジャイロ操作の設定などもあり、カスタマイズの幅は広い。好みに合わせた設定を見つけて、快適な狩猟生活を送っていただきたい。