『モンスターハンターライズ』全世界出荷本数400万本突破、前作には及ばずとも勢い見せる

 

カプコンは3月29日、『モンスターハンターライズ』の全世界出荷本数が400万本を突破したと発表した。同作の発売日は3月26日ということで、発売から3日での大台到達となっている。


『モンスターハンターライズ』は、カプコンが手がける『モンスターハンター』シリーズ最新作だ。対応プラットフォームはNintendo Switch。今作では、山紫水明のカムラの里や、神秘的なフィールド大社跡などで形成される“和”の世界が舞台となっているほか、特殊な鉄蟲糸でハンターを引き寄せる翔蟲(かけりむし)によって実現される、シリーズ屈指のアグレッシブなアクションが特徴。翔蟲によって、険しい崖や道なき場所を縦横無尽に駆け巡ることが可能となり、武器種ごとの攻撃と組み合わせることで新たなハンティングアクションが楽しめる。ハンターの新たな心強いオトモとして、乗り物にもなるオトモガルクが登場。立体的でスピード感のあるゲームプレイが魅力である。

出荷本数の比較対象としては『モンスターハンター:ワールド』があげられる。同作は2018年1月にPS4/Xbox Oneでリリースされ、3日で500万本出荷を達成した(関連記事)。今作は同条件にて400万本である。Nintendo Switch単一プラットフォームでの発売も影響してか、前作ほどの勢いには至らないものの、それでもシリーズとしてはトップレベルの数字となっている。


『モンスターハンター:ワールド』はPC向けに発売され、欧米や中国にて大きく売り上げを伸ばした。カプコンのIRページにて公開されているミリオンセールスタイトルページによると、『モンスターハンター:ワールド』のセールスは1680万本に到達しており、『モンスターハンターワールド:アイスボーン』は720万本。『モンスターハンターライズ』も2022年にはPC版の発売が予定されており、そうしたPC版展開やNintendo Switch版のジワ売れも含め、『モンスターハンターライズ』がどこまで売り上げを伸ばすのか、注目されるところだろう。

『モンスターハンターライズ』は今後もアップデートが予定されており、4月末に配信予定のVer.2.0ではヌシ・リオレウスが登場するほか、霞龍 オオナズチなども追加される予定。また追加ポーズセットにおける不具合についてのお詫びなども掲載されているので、同作の公式Twitterアカウントをフォローしておくといいだろう。

『モンスターハンターライズ』は、Nintendo Switch向けに発売中だ。