ノーと言える人になるゲーム『Say No! More』4月9日に配信決定、日本語対応。上司の要求を次々に拒否していく

Thunderful Publishingは3月29日、『Say No! More』のNintendo Switch版について、日本での予約受付を開始した。Steam/iOSでも同時配信される(Steam版は、日本では4月10日配信)。『Say No! More』は、「ノー」と言うゲームである。

パブリッシャーのThunderful Publishingは3月29日、『Say No! More』のNintendo Switch版について、日本での予約受付を開始した。4月9日配信予定で、価格は1980円。4月8日までは10%オフの1780円で予約購入可能だ。本作は日本語への対応が決定しており、Steam/iOSでも同時配信される(Steam版は、日本では4月10日配信)。


『Say No! More』は、Studio Fizbinが手がけるNPG(NO!プレイング・ゲーム)、すなわち「ノー」と言うゲームである。主人公は、とある会社に勤めるインターンだ。この会社では経営陣は威張り散らしており、誰もがイエスマンばかり。インターン生である主人公は、自らの立場や引っ込み思案であることも手伝い、同僚や上司からいじめられても「やめて!」とは言えずにいる。そんなある時、「ノー」のエキスパートだというコーチの自己啓発テープを入手。これを聴いた主人公は、徐々に自信をつけていくことになる。

本作にてプレイヤーは、社内を進む中で同僚や上司と次々に遭遇。そして「コーヒーを淹れてくれないか」「この書類をコピーしてきてくれ」「今日は残業だぞ」「社内で走るんじゃない」などと要求されるが、ことごとく拒否し撃退していく。弁当を忘れた上司が、主人公の弁当箱を有無を言わさず持ち去っていったため、その上司を追うことが目標となるようだ。


同じ拒否であっても、本作ではいくつかの種類が用意される。怒気を込めて言ったり、逆に冷めた様子ややる気なさげに言ったり。通常の「ノー」ではビクともしない相手には、「んんん〜」と溜めると威力がアップする。また、「いやです」と言うまでには制限時間があり、その間には手を叩いたり笑ったりして相手をイライラさせたり、話を聞いているふりをすることも可能。そうしたプレイヤーの言動に対する相手の反応を楽しみながら、いじわるな同僚・上司・ボスと戦うのだ。

昼食時間になると、同僚と一緒に食事をしながら仲間を増やすことができる。ただ、自己啓発テープをさらに入手し自信をどんどん高める中では、そうしてできた親友に対しても「いやです!」と言えるかどうか試されることになるという。なお、主人公のキャラクターは見た目をカスタマイズ可能である。

『Say No! More』は、Nintendo Switch/iOS版は4月9日、PC(Steam)版は4月10日配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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