カラスアクション『Death’s Door』発表。死者の魂を刈り取るカラス職員が、強大な敵と激しいバトルを展開

 

パブリッシャーのDevolver Digitalは3月27日、インディースタジオAcid Nerveが手がけるアクションゲーム『Death’s Door』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Xbox Series X|S/Xbox Oneで、2021年夏に発売予定。
 

 
『Death’s Door』の舞台となるのは、カラスのキャラクターたちが暮らす世界。街の中に存在する巨大な施設では、この世界の秩序を保つためにカラス職員たちが死者の魂を刈り取る仕事に就いており、主人公はその担当を受け持つ一羽である。ある日、主人公が担当していた魂が何者かに盗まれてしまう。その盗賊は死が蔓延する領域へと逃げ込んだため、主人公は施設内に存在する不思議な扉をくぐりその後を追うこととなる。

扉の先には幻想的な世界が広がっており、さまざまなモンスターが徘徊。プレイヤーは、剣などの近接武器や弓矢、魔法に加え、ドッジロールなどのアクションも駆使して戦い、ステージを進んでいく。ステージ内には、足場を動かしたりなどのギミックが存在するエリアも用意されているようだ。そしてステージの最後には、強大なボスが待ち受ける。トレイラーでは、トゲのついた根を振り回す植物のようなキャラクターや、床を破壊していくカエル、またレーザーを放つ城のようなボスが確認できる。
 

 

 
本作は、本日放送されたイベント「/twitchgaming Showcase: ID@Xbox」の中で発表された。インタビューに答えた開発元Acid Nerveによると、上述したボスはいずれも非常に強力とのこと。同スタジオは、高難易度アクションゲームとして高い評価を受ける『Titan Souls』を手がけたことでも知られる。本作においては、もし壁にぶち当たっても、新たな武器やアビリティを入手するなどして別のアプローチを試したり、道中で獲得したソウルにてアップグレードすることで対処できるようデザインしているそうだ。

また、ボスはトレイラーで見られるもの以外にも多数存在。各チャプターで出会うボスはそれぞれ独自のバックストーリーを持っており、何度か接触する中で物語が展開していく。本作ではそうしたストーリーを追い、またこの世界に暮らすさまざまな住民とも出会いながら、不思議な扉の起源に隠された真実などに迫ることが大きな目標となる。ちなみにローグライクゲームではなく、終わりのあるひとつの大きな物語を追う作品とのこと。ただ、この世界には多数の秘密が隠されていることもあってフルコンプまでには相当なボリュームがあり、また異なる装備やプレイスタイルを試したりとリプレイ性も高いとしている。
 

 
『Death’s Door』は、PC(Steam)/Xbox Series X|S/Xbox One向けに2021年夏発売予定だ。Steamのストアページによると、日本語表示にも対応する模様である。