消防リアルタイムストラテジー『Fire Commander』発表。消防士のスキルをアンロックし、無数の絶体絶命に立ち向かえ
パブリッシャーのMovie Gamesは3月26日、リアルタイムストラテジー『Fire Commander』を発表した。対応プラットフォームは海外PlayStation 5/PlayStation 4およびXbox Series X|S/Xbox One/PC(Steam)。ストアページの記載によると、リリース日は今年9月15日を予定している。Steamストアでは、日本語字幕とUIへ対応との表記が確認できる。
『Fire Commander』は消防隊の指揮を執り、消防署を管理しながら火災に立ち向かうリアルタイムストラテジーゲームだ。プレイヤーは消火活動・人命救助・重大な設備の保護まで、さまざまな状況や危機に対応することとなる。
火災現場ではさまざまなリスクが存在する。充満する煙や有毒物質の流出リスク、燃焼温度の異なる物質同士の相互作用、爆発的に火が燃え広がるバックドラフト現象など、多くの危険を考慮して最善の行動を選ぶ必要があるのだ。また火災が生じるロケーションは戸建ての住宅や広い路面に面した家屋、複雑な間取りのオフィスなど多岐にわたる。ときには、自動車が玉突き事故を起こした橋梁の上など、狭く車両が入りにくい救助活動が難しいステージも登場するようだ。
プレイヤーは火災に対峙するにあたり、さまざまな車両、各階級の特殊スキル、道具を自由に活用することができる。本作には多彩な救助車両が登場するほか、ハード面では消防署をアップグレードすることも可能だ。また、実際に炎に立ち向かう消防士には経験値システムが存在。育成することで多くの能力をアンロックすることができる。使えるスキルやアイテムを入念に組み合わせ、あらゆる状況に対応できる最強の消防隊を指揮しよう。
本作の開発は、ポーランドのワルシャワに拠点をおくAtomic WolfおよびPixel Crowの両スタジオが共同でおこなっている。Atomic Wolfはコミック調のディストピアアクション『Liberated』やスチームパンク・ドット絵アクション『Mad Age & This Guy』など、独特の世界観とアートスタイルにて作品を発表してきたスタジオ。一方Pixel Crowは、ピクセルアートの80年代風ポリスドラマ『Beat Cop』を制作したほか、壊れた宇宙ステーションを修理しながら社会の闇と関わり合う『Total Alarm』を開発するなどストーリーテリングに長けたスタジオだ。両インディースタジオの得意分野がうまく噛み合った作品となることを期待しよう。
『Fire Commander』は海外PlayStation 5/PlayStation 4およびXbox Series X|S/Xbox One/PC(Steam)向けに、今年9月15日の発売を予定している。