『戦国無双5』新たな無双武将や“武器持ち替え”システムが明らかに。Steam版は7月27日配信へ
コーエーテクモゲームスは3月24日、公式番組「戦国無双5 第二回公式番組」を放送した。番組内では、PlayStation 4/Nintendo Switch向けに6月24日発売予定の『戦国無双5』の実機プレイを初公開。新たな無双武将や新システムが紹介された。なおSteam版については、7月27日にリリースすることが明らかになっている。
『戦国無双5』は、日本の戦国時代を舞台としたタクティカルアクションのシリーズ最新作だ。“新・戦国無双、始動――。”というコンセプトを掲げ、これまでシリーズで描いてきた登場キャラクターや物語、ビジュアルを一新した意欲作となる。
物語の中心となるのは青年時代の織田信長と明智光秀。双方の視点を中心に、総勢27名の無双武将たちによる熱き戦国ドラマが展開される。シリーズの特徴となる無双アクションは爽快かつ華麗に進化。深みのある墨絵のビジュアルスタイルも見所だ。
今回初公開となった無双武将は5名。1人目は斎藤家に仕える軍師である竹中半兵衛。得意武器は鼓。刃を仕込んだ鼓を振り回し、鼓を叩いた音波を爆発させて戦う奇抜な戦闘スタイルになっている。2人目は播磨出身の軍師である黒田官兵衛。得意武器は護符。護符を投げるほか、式神を操る連続攻撃が特徴となる。
3人目は秀吉に士官する甲賀忍である中村一氏。得意武器は大口径の射撃武器となる大筒。近距離・遠距離・設置攻撃と、3種の攻撃方法を切り替えながら戦っていく。4人目は今川義元の姪で、後に家康の正室となる瀬名。得意武器は薙刀。空中に留まって地上の敵に向けて一方的な攻撃を仕掛ける、空中戦を主とした戦闘スタイルが特徴となる。5人目は尼子家臣である山中鹿介。得意武器は二刀。敵に反撃の隙を与えない、コンボ数を維持する連続攻撃が主軸となる。
本作の無双アクションについては、大きく移動しながら敵に斬り込む「神速」アクションが進化。神速から通常攻撃に繋がるようになったことで、立ち回りの起点として活用できるようになった。
そして新アクションとなる「閃技」を導入。閃技は戦闘中にゲージを消費して発動する強力なアクションだ。通常攻撃やチャージ攻撃をキャンセルしてコンボに繋げる瞬動。攻撃・防御力の上昇といった補助効果を得る快気。そして周囲の敵をまとめて気絶させる大雪崩。これらの攻撃力や効果範囲、有効な敵兵科などが異なる閃技を4種まで装備できる。閃技の中には武器固有のものも存在するという。戦場や戦略、自身の戦闘スタイルに合わせてカスタマイズしよう。
本作に登場する武器は15種類。すべての武器は自由に装備可能だ。前述したように、各武将には得意武器が設定されている。得意武器を装備した場合は、チャージ攻撃などのバリエーションが広がり戦いやすくなるのだ。しかしながら、得意武器の中には自身の戦闘スタイルに合わないものも存在するかもしれない。そういった場合も、別の使いやすい武器に持ち替えて戦うことができるようになっている。
なお、初公開となる実機プレイでは「長良川の戦い」を披露。新アクションの閃技や右スティック押し込みによる注視システム、盾兵の進路妨害や弓兵の掃射などのより豊かになった敵兵の戦法が確認できた。見逃してしまった方は番組アーカイブもチェックしてみてほしい。
『戦国無双5』はPS4/Nintendo Switch向けに6月24日、Steam版は7月27日に発売予定だ。