マイニンテンドーストアにてNintendo Switchタイトルの割引金額の誤表示が一時発生。希望する対象商品購入者に対して返金を実施へ
任天堂は3月24日、「マイニンテンドーストアにおける追加コンテンツの割引表示の誤りについて(お詫び)」をサポートページに掲載した。同社によると、システムの不具合により「割引表示」に誤りがあったという。
マイニンテンドーストアでは、タイトルによっては複数の追加コンテンツをセットにして販売されていることがあり、その場合は単品でそれぞれ購入するよりもお得になる。ただ任天堂によると、2021年3月10日から3月18日の間に販売した追加コンテンツの「セット販売品」について、各コンテンツを単品で購入する場合の価格と比較した割引表示が誤っていたとのこと。
マイニンテンドーストアの商品紹介ページでは、販売価格の下に「単品で買うより○○円お得!」と割引金額が表示されるが、上述の期間においてはシステムの不具合により、実際の割引金額よりも多く表示されていたという。また、割引がおこなわれていないにもかかわらず、割引金額が表示されているものもあったそうだ。なお、販売価格については正しく表示されていた。
任天堂によると、3月10日から3月18日の間に販売されていたセット販売品は最大207品目であり、同期間にはそのうち40品目・約650件の購入が実際におこなわれたとのこと。たとえば、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の「ファイターパス」および「ファイターパス Vol. 2」や、『ドラゴンクエストビルダーズ2』の「追加DLC第1弾・第2弾・第3弾セット」、『オーバークック2』の「シーズンパス」、『DEAD OR ALIVE Xtreme 3 Scarlet 基本無料版』の「エクストリームセクシーコスチュームSセット」などが含まれる。
今回の誤表示を受けて、任天堂はマイニンテンドーストア上での割引金額の表示を取り下げ。そして、対象商品の購入者に対して謝罪すると共に、希望者には購入のキャンセルを受け付けることを明らかにした。該当者には、4月2日までに個別にメールを送付し、キャンセル方法および返金手続きについて案内するとのこと。もしメールが届かなかった場合は、「オンラインお問い合わせ窓口」まで連絡してほしいとしている。誤表示のあった対象商品など詳細については、公式サポートページを確認してほしい。