アクションRPG『Magic: Legends』PC向けオープンベータテスト開始。5色のスペルカードデッキを構築し、「マジック:ザ・ギャザリング」の世界へ飛び込む
パブリッシャーのPerfect Worldは3月23日、オンラインARPG『Magic: Legends』のオープンベータテストをPC向けに開始した。正式リリースは海外PlayStation 4/Xbox One/PC(Arc Games/Epic Gamesストア)向けに2021年リリースを予定している。
『Magic: Legends』は人気カードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」と世界観を共有する、基本プレイ無料のオンラインアクションRPGだ。プレイヤーは強力な魔力を駆使するプレインズウォーカーとして、「マジック:ザ・ギャザリング」の世界を冒険。多元宇宙の破滅を目論む古代勢力との戦いに挑むこととなる。
本作はアクションRPGながら、カードデッキ形式のビルド構築システムが大きな鍵を握る。白・黒・青・赤・緑のスペルカードを組み合わせ、最大12枚のデッキを組むことができるのだ。戦闘中にスペルカードを発動することで、即時発動の効果や持続発動のバフ、また強力なクリーチャーを召喚するなどの力を発揮することができる。ただし戦闘中にはスペルスロット4枠が設定されており、どれか1枚を使用すると、デッキ内の他スペルとランダムで入れ替わるかたちだ。手札をドローしながら戦うかのような、「マジック:ザ・ギャザリング」らしいシステムとなっている。また装備とアーティファクトを入手することで、手持ちのスペルカードとさらなるシナジーを見込むことができる。
ゲーム開始時には、選択したプレインズウォーカーのクラスによってスターターデッキ・デッキに含まれる色が変化。岩と溶岩を操るGeomancer、テレキネシスや催眠を駆使するMind Mage、獣の力を借り戦斧を振るうBeastcaller、傷の治癒と聖なる光を司るSanctifier、アンデッドの大群を使役するNecromancerなど、戦い方の異なるヒーローを選ぶこととなるのだ。ただし初期のデッキの色こそ決まっているものの、ゲームを進めてカードを入手するにつれ、複数色のスペルを混ぜたデッキを作り出せるようになるとのこと。
ロケーションとしては、超現実的な様相の瞑想領土(Meditation Realm)、ゴブリンやオーガが棲まう火山島シヴ(Shiv)、教会都市ベナリア(Benalia)、ジャングル大陸タジーム(Tazeem)、かつて学院が存在したトレイリア(Tlaria)、アンデッドの襲撃に悩むガヴォニー(Gavony)などが登場。いずれも「マジック:ザ・ギャザリング」にて馴染み深い土地であり、TCGファンであれば実際にその土を踏む楽しみもあるだろう。本作は最大3人までの協力プレイにも対応しており、フレンドとともに探索に挑むこともできるという。
『Magic: Legends』はPC(Arc Games/Epic Gamesストア)向けにオープンベータ版を配信中。Arc Games経由でゲームをダウンロードした場合は、無料スキンやブーストなどを入手可能だ。一方、Epic Gamesストアにて4月5日17時までにゲームを入手したユーザーもコスチュームやクリーチャースキンを入手できる。