ローグライト雪山登山『Insurmountable』4月29日リリースへ。心折れる過酷な登山を、成長要素と耐えざる挑戦で登りきれ

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ドイツのインディースタジオByterockers’ Gamesは3月22日、登山ローグライト『Insurmountable』の発売日が4月29日になることを発表した。対応プラットフォームはPC。また、追って海外PlayStation 4/Xbox One向けにもリリースされる。プレスリリースではPlayStation 5/Xbox Series X|Sへの対応も記載されているが、後方互換によるものか次世代機版が出るものかについて、ByteRockers’ Gamesの担当者は「まだ明らかにできない」としている(Getmatsu)。また、Nintendo Switch対応も検討されているとのこと。価格は19.99ドル(約2174円)だが、5月6日までディスカウント価格の17.99ドル(約1956円)で入手できるという。
 

 
『Insurmountable』は雪山登山をテーマとして成長要素やサバイバル要素を盛り込んだローグライトゲームだ。プレイヤーは自動生成される雪山の頂点を目指し、過酷な山道へ挑むことになる。キャラクターは、異なるスキルやバックグラウンドをもった3人から選択可能。主人公の生命力などのパラメーターを維持しながら、グリッド状に表現された山道を登っていくこととなる。

本作では山を登っていくにつれ、ランダムにイベントが発生する。たとえば洞窟や遺跡に出くわせば、かつての冒険者たちが残していったアイテムを入手することが可能だ。また成長要素もあり、スキルツリーから新たな能力を取得することも可能。酸素が薄い状態でも消耗しづらくなるなど、山登りの助けとなるアビリティを獲得できるのだ。
 

 
ただし、もちろんラッキーなことばかりが起きるわけではない。時に危険な動物と遭遇したり、怪しげなNPCとの出くわしたりと、リスクのある選択を迫られることがある。本作ではパーマデスが導入されているため、いちど倒れれば入手したアイテムや能力はふりだしに。また新たに生成された山へ挑まなくてはならないため、いずれの選択も緊張感をともなうものとなるだろう。またダイナミックに変化する気候状況や、昼夜のサイクルなども道のりに影響を与えるようだ。

開発を手がけるByteRockers’ Gamesは、モバイル向けのポップなカジュアルゲームを手がけてきたスタジオだ。過酷なゲームプレイが要求される『Insurmountable』は、ビジュアル的にもレベルデザイン的にも新たな挑戦分野といえるだろう。このほか現在制作中のゲームとしては、ハチとして拠点を守るストラテジー『Trailer BeeFense BeeMastered』や協力プレイが楽しめるアクションゲーム『Gelly Break Deluxe』が開発されている。いずれの作品もコンソール向けのリリースが予定されており、本格的なインディーゲーム開発に向けてのノウハウを蓄積しているようだ。
 

 
『Insurmountable』は4月29日にPC(Steam)向けに発売予定。後日、コンソール向けの発売も予定されているという。

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