『還願』開発元Red Candleが新作映像を突如発表。“ホラー要素”はなしとの報道

台湾のゲームスタジオRed Candle Gamesは3月19日、現在開発中のゲームにおける新作映像を発表した。ホラー要素はないようだ。

台湾のゲームスタジオRed Candle Gamesは3月19日、現在開発中のゲームにおける新作映像を発表した。「Work in Progress」と題されており、開発中であることがうかがえる。寺院らしき場所を舞台に、笠をかぶった人物が歩き、水の中から出てきた男と戦いを始めるところで映像は終わる。


Red Candle Gamesは、台湾に拠点を置くインディースタジオ。これまで台湾文化を織り交ぜたホラーゲームを生み出しており、『返校 Detention』や『還願 Devotion』をヒットさせた。しかし『還願 Devotion』では、ゲーム内で習近平国家主席を揶揄する表現が発見され、スタジオは同作の販売自粛へと追い込まれた。Red Candle Gamesは再起をかけながら新作開発に尽力をしており、並行して自社ストアにて『返校 Detention』や『還願 Devotion』を販売していた(関連記事)。

今回公開された映像を見るところでは、新作はアクションゲームになる可能性がありそうだ。さらに画面のアスペクト比が現在主流の16:9ではなく、4:3になっている点も気になるところ。なおこれまでたびたびRed Candle Gamesを取材してきた台湾の大手メディア巴哈姆特は、「新作にはホラー要素はない」とコメントしている。一方で、アジア文化への描写は継承されていそうだ。

一体どのような作品になるのだろうか。正式発表を楽しみにしたい。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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