Nintendo Switch『A列車で行こう はじまる観光計画』開発元が、多数報告されるエラー落ちなどへの対応を表明。パッチで改善へ


アートディンクは3月15日、『A列車で行こう はじまる観光計画』にて発生している一部不具合について、対応する旨を表明した。改善するためのアップデートパッチを準備しており、配信日が決まり次第公式Twitterアカウントにて報告するという。


『A列車で行こう はじまる観光計画』は、3月12日に発売された『A列車で行こう』シリーズの最新作だ。対応プラットフォームはNintendo Switch。プレイヤーは鉄道会社の社長となって鉄道運営や都市開発、銀行融資や株取引といった経営を通じて、鉄道を主体とした街づくりを進めていく。最新作では「観光」というテーマが加わっており、観光地開発による進化した街づくりが可能に。他の街から観光地までのルートを繋ぐことで多くの観光客が呼び込める。


ビジュアルは3D主体となっており、自分で作った鉄道や街を立体的に楽しめる。街や駅には人の姿も見かけられ、生活感も味わえる。昼夜の概念が存在しており、時間によって街並みも変化。『A列車で行こう3D』と比較すると、大きな進化が見られる。

しかしその一方で、プレイしたユーザーによる不具合報告もなかなか多い。特にエラー落ちの報告は多く、長時間をかけて発展させた街がエラー落ちで台無しになったといった嘆きの声はSNSで見られていた。アートディンクは早速こうした不具合報告に反応。以下の現象について、次回のパッチで対応をするという。

・駅/停留所/子会社の建設時、セーブ/ロード時にアプリケーションエラーが起こる
・優等列車と普通列車がある観光ルートで優等列車にしか観光客が乗らない
・停車時間が1分未満の時、列車が設定された進行方向に進まなくなる

そのほか、アプリケーションエラーの不具合を回避するにあたっては、こまめなセーブや定期的なゲームの再起動を推奨している。ゲーム内で処理される情報が多いこともあり、Nintendo Switchのメモリーまわりに問題が発生しているのかもしれない。アートディンクは、他の不具合についても順次対応していくと表明。ゲーム内オプションとして、毎月頭に自動的にセーブを行う機能も用意されているので、パッチが配信されるのを待ちつつ、しばらくは自分なりに対策しながらエラー落ちを防ぐことになりそうだ。


『A列車で行こう はじまる観光計画』は、Nintendo Switch向けに発売中だ。