警備員シミュレーション『Security Guard』発表、日本語対応。銀行警備からセレブのボディガードまで、あらゆる手段で安全を守れ


パブリッシャーのPlayWayは3月12日、警備シミュレーション『Security Guard』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。なお、本作は日本語字幕とインターフェースに対応するという。 
 

 
『Security Guard』は警備会社のセキュリティガードとしての仕事を体験できるシミュレーションゲームだ。プレイヤーは銀行の警備やセレブのボディガードなど、アクション映画さながらのミッションに挑むこととなる。依頼を受注したら、まずは現地での事前準備に取りかかろう。護衛の仕事は身ひとつでこなせるものではない。通販でさまざまなセキュリティー用品を取り寄せ、現場の必要箇所に取りつけていくのだ。たとえば監視カメラやモーションセンサーを好きな位置に設置すれば、不届きものが侵入した際に現地へ急行することができる。 

銀行の警備では、突然強盗が押し入ってくるケースも発生。そんなとき真っ先に矢面に立つのもセキュリティガードの役割だ。選択肢により犯人と交渉するか、背後から忍び寄って締め落とすかといった行動をとることとなる。本作ではプレイヤーキャラクターのレベルや経験値といった概念が存在し、成長するごとにスキルの振り分けをすることができる。好みのスタイルによって、隠密行動に長けたガードやスピーディな動きが可能なキャラクターなど、バリエーションに富んだ育成が可能となっている。 

また、危険な現場では銃器を使用する必要も発生。ピストルやスナイパーライフルなど、さまざまなシチュエーションを考慮した武器選びも重要となるだろう。本作にはドライブ要素もあり、現金輸送車を安全に運転して送り届けるといったミッションも存在するようだ。トレイラーでは、運転中に助手席の同乗者が何者かに狙撃されるという緊迫のシーンも。負傷者の治療が先か、輸送任務を優先すべきかといった臨機応変な判断を迫られることもあるようだ。 
 

 
開発を手がけるBaked Gamesはポーランドに拠点をおくインディースタジオだ。過去作としては『ICETRIS』や『HOTEL DRACULA』などモバイルゲームを中心に制作してきた。しかし近年になってPCゲーム、特にシミュレーションゲームの開発に本格的に乗り出しており、『Security Guard』と並行して開発している作品に『Prison Simulator』がある。こちらは同じ警備員でも、刑務所の看守として秩序を守る任につくこととなる。似たコンセプトの両作を同時開発することで、双方で蓄積したシミュレーターのノウハウが活かされることに期待したいところだ。 

『Security Guard』はPC向けにSteamにて配信を予定している。