動物農業アクションRPG『Kitaria Fables』戦闘要素を情報公開。村で農業をしながら、剣と魔法でモンスターと戦うネコ
パブリッシャーのPQubeは3月11日、Twin Heartsが手がけるアクションRPG『Kitaria Fables』のバトル要素の情報を公開した。本作は、PC(Steam)および海外PlayStation 5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに、2021年内配信予定。
『Kitaria Fables』は、かわいい動物たちが暮らす世界Kitariaを舞台にするアクションRPGだ。ソロプレイのほかローカルでの2人協力プレイにも対応。この世界に存在する村Paw Villageはもともとは平和な土地だったが、ある時を境に周辺の野生動物が攻撃的になり、帝国は市民を守るため主人公のネコに調査を依頼する。そこでプレイヤーはPaw Villageに向かい、叔父の家を拠点にしながら広大な世界を探索することになる。
Paw Villageにはさまざまな動物のキャラクターが暮らしており、会話を通じて友人を作れるほか、ショップも存在。たとえば、入手した素材から武器や防具などをクラフトしてくれる鍛冶屋や、食材を渡すと料理してくれる店もある。料理は食べると体力を回復できるものもあれば、特定のステータスをアップできるものも。不利な効果を受けてしまう食べ物ができる場合もあるが、料理は冒険前の準備には欠かせない。
また、村では自らの農園を所有することができ、畑を耕し作物を育てる本格的な農業要素も、本作の特徴のひとつとなっている。種は村のショップで購入可能。育てた作物は先述した料理に利用できるほか、そのまま売却してお金に変えることもできる。また、農園にはチェストが用意されており、農具を含む保有アイテムの管理もここでおこなうことになるという。
Kitariaの世界には森や砂漠、洞窟などさまざまな環境のエリアが存在し、探索する中で凶暴化したモンスターと戦うことになる。本作は、フィールド上で出会ったモンスターと直接戦うリアルタイムバトルを採用。敵の攻撃方向・範囲が直前に表示させるため、上手くかわして攻撃を叩き込むのだ。非常に強力な敵も多く、ディフェンスを駆使することは重要だという。
武器には剣などの近接武器のほか、弓矢や魔法も登場。武器は倒したモンスターがドロップしたり、宝箱から入手でき、先述した鍛冶屋に行けばアップグレードも可能だ。攻撃力など基本的な性能をアップさせられるほか、特定のステータスを付加したり、スキルを割り当てて強力なコンボを可能にしたりと、プレイスタイルに合わせたカスタマイズが可能である。協力プレイにおいては、お互いのコンビネーションを活かすことも求められそうだ。
魔法に関しては、Spell sphereと呼ばれるアイテムを収集し、村で暮らす賢者に渡して古代の呪文書を入手することで習得できる。火・水・風の3種類の属性があり、バリエーションはかなり豊富とのこと。ちなみに魔法は、はるか昔に帝国によって禁じられた技という設定だそうだ。本作にはキャラクタークラスは存在せず、こうした武器や魔法を入手し付け替えることで、バトルスタイルを変化させることとなる。
『Kitaria Fables』は、PC(Steam)および海外PlayStation 5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに、2021年内配信予定だ。
【UPDATE 2021/4/8 17:30】
『Kitaria Fables』の販売元PQubeに弊誌が確認したところ、Steamのストアページには現時点では記載はないが、本作は日本語に対応予定とのこと。またコンソール版については、日本での発売も計画しているとのことだった。国内向けの正式発表を待ちたい。