バス運行シム『The Bus』Steamにて3月25日に早期アクセス開始。リアルに再現されたベルリンの街でお客を運ぶ

 

パブリッシャーのAerosoftは3月8日、TML Studiosが手がけるバス運行シミュレーションゲーム『The Bus』について、Steamでの早期アクセスを3月25日に開始すると発表した。

『The Bus』は、都市バスを運行するシミュレーションゲームだ。マップには、1/1スケールで再現したドイツの首都ベルリンを用意。大規模かつ詳細なマップにすることを目指し、ランドマークや観光スポットも再現していくという。また、天候や季節、昼夜の変化のほか、AIによる一般車両や歩行者も表現するとのこと。そうしてリアルに再現された街にて、プレイヤーは路線や時刻表などを編集し、自ら保有・管理するバスを運行する。

早期アクセス開始時点では、シングルプレイのフリープレイモードと、ベルリン・テーゲル空港を出発する系統の路線が用意。通常のバスあるいは連節バスにて、お客を運ぶことができる。お客の乗り降りも表現され、切符を販売する要素も存在するそうだ。

なお、本作はマウス&キーボードのほか、ステアリングコントローラーもサポート。操作モードは、リアリスティック・アーケードから選択できるほか、カスタム設定も可能だという。さらに、Tobii Eye TrackingおよびTrackIRにも対応するとのことで、プレイヤーの視線や頭の動きをゲームプレイに活かせる模様である。


正式リリースまでには、配信開始時のフェーズ1.0からフェーズ2.0・フェーズ3.0と段階を踏んでいくとのこと。フェーズ2.0では、フリープレイモードがマルチプレイに対応。また路線やバスを追加するほか、全路線が接続するベルリン市交通局の車両基地も再現予定だという。さらに、Unreal Engine 4を用いたModツールの提供や、Xbox/PS4用コントローラーのサポートも実施予定。

フェーズ3.0では、エコノミーモードが実装される。自由にいつでも運行できるフリープレイモードに対して、エコノミーモードはバス会社の運営を楽しめるモードとなっており、プレイヤーは車両の購入・整備・修理や、従業員の雇用、切符販売での収益管理などをおこないながら、バスの運行業務をおこなう。マルチプレイにも対応するとのこと。

このほか、さらなる路線や最新の車種を追加し、マップにはベルリン中央駅とポツダム広場を結ぶオープンハブエリアも用意。ティーアガルテントンネルも再現されるとのこと。また、乗客の声やアナウンスも実装。チュートリアルも用意されるそうだ。


『The Bus』は、PC(Steam)にて3月25日に早期アクセス配信予定。Steamのストアページによると、日本語表示にも対応するようだ。価格は3000円の予定で、開発を進める中で段階的に引き上げていくとされている。